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【ホラー小説強化月間】新・🐒🦀耳袋⑯『やみ窓』怖さレベル★1

次のホラー小説を順番に読んでいきます😱✨

【6月】
①残穢 小野不由美
②ぼっけえきょうてえ 岩井志麻子
③なまなりさん 中山市朗
④白異本(黒異本に変更) 外薗昌也

【7月】
⑤リング
⑥らせん
⑦ループ 鈴木光司
⑧トンコ 雀野 日名子

【8月】
⑨だからドロシー帰っておいで 牧野修
⑩⑪拝み屋怪談 怪談始末/花嫁の家 郷内心瞳
⑫天使の囀り 貴志祐介
⑬実話怪談 封印匣 ねこや堂

【9月】【10月】【11月】【12月】【1月】
(期間延長中✨笑)
⑭どこの家にも怖いものはいる 三津田信三
⑮牛の首 小松左京
⑯やみ窓 篠たまき
⑰レフトハンド 中井 拓志


やみ窓 篠たまき

2年前に結婚し、夫と死別した柚子は昼間はコールセンターのシフト制で働くフリーターだ。義理の母は柚子に息子を殺されたと罵倒する。柚子が味わった地は、別の形となって続いていた。それは何の前触れもなく突然やってくる異界のものたちとの闇の取引だ。いつ蹂躙されるともしれない危険と隣り合わせだが、窓の外の哀れな貧しい物の怪たちの来訪を待ちわびる柚子なのであった……。(「やみ窓」)
月蝕の夜、「かみさん……」土の匂いのする風が吹き、野分の後のように割れた叢に一人の娘が立っていた。訛りがきつく何をしゃべっているか聞き取れないが、柚子を祈り、崇めていることが分かった。ある夜、娘は手織りの素朴な反物を持ってきた。その反物はネットオークションで高額な値が付き……。そんなとき団地で出会った老婦人の千代は、ネットオークションで売り出した布と同じ柄の着物を持っていた のだ。その織物にはある呪われた伝説があった……。(「やみ織」)
ほか、亡き夫の死因が徐々に明らかにされ、夢と現の境界があいまいになっていく眩暈を描いた「やみ児」、そして連作中、唯一異界の者の視点で描いた「祠の灯り」でついに物語は大団円に。色気と湿気のある筆致で細部まで幻想と現実のあわいを描き、地獄という恐怖と快楽に迫った傑作。

Amazon 内容紹介より



皆様、お久しぶりです|˙꒳˙)💦

『ホラーで暑さを吹っ飛ばせ』を合言葉に(一度も言ったことない)開始したホラー月間……。

気づけば年を越していました✿゚❀.(*´▽`*)❀.゚✿


早いもので、季節は真冬…( -ω- ´)フッ
風邪など引いておられないでしょうか。

そんなあなたに、寒さを乗り切るホラー作品をご紹介⛄️


この本を読めば、自分の寒さなどまだまだ序の口だと感じることでしょう✨


品のある美しい文章で異界の窓辺へと誘う、素敵な作品です☺️


※髪色はピンクがいいとリクエストしたのだ😁✨


🦀は単行本、🐒は文庫本を読みました📕

(ちなみに『🐒🦀第16怪異』です)


柚子の団地の窓辺に、こんな感じ🐒で訪れる来訪者たち。


彼らは何者なのでしょう。



窓の内側の世界は、柚子にとってはとても過酷。

柚子の周りの登場人物達も、色々と病んでる😅


🐒とネタバレトークをしていて、会話が噛み合わない事に気付く。


文庫本あるあるですが、書き下ろしが一編追加されておりました。

これにより全く違う展開になったので、文庫本を購入する事をお勧めします✨


🐒🦀、時代を探るの巻✨


今回も熱いトークを繰り広げ、作品愛が深まる💕

星☆…?





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