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【読書感想】 犬神家の一族


犬神家の一族 横溝正史


ミステリーの金字塔‼️


これが、かの有名な犬神家っ‼️

流石です…💕⁝(ᵒ̴̶̷᷄⌑ ᵒ̴̶̷᷅   )⁝

信州財界一の巨頭、犬神財閥の創始者犬神佐兵衛は、血で血を洗う葛藤を予期したかのような遺言状を残して永眠した。
佐兵衛は生涯正室を持たず、女ばかり三人の子があったが、それぞれ生母を異にしていた。
一族の不吉な争いを予期し、金田一耕助に協力を要請していた顧問弁護士事務所の若林がやがて何者かに殺害される。だが、これは次々と起こる連続殺人事件の発端にすぎなかった!
 血の系譜をめぐる悲劇、日本の推理小説史上の不朽の名作!!

Amazon 内容紹介より



有名な、湖に頭からさかさまに突っ込み、足が飛び出てるシーン、とうとう読みましたヽ(´▽`)ノ💕

これだけ有名だと知らぬ方が貴重で、憧れみたいなものがありました。

ようやく知ることができた❗️みたいな笑


古館法律事務所の若林豊一郎という弁護士に依頼され、金田一耕助は犬神家へと向かっていた。

事情を聞こうと宿で待ち合わせしていた若林が、死体となって発見される。

犬神財閥の佐兵衛が残した遺言が原因で起こる一族のお家騒動。

この遺言の内容が、ミステリーあるあるの酷い代物。

佐兵衛の恩人の孫である珠世たまよに、自分の孫3人の中から婿を取らぬと財産は受け取れないというもの。

長女の子、佐清すけきよは、戦争で顔に酷い怪我を負ってしまい、やむなく仮面を付けているのですが、以前はとても美少年だったよう。

次女の子、佐武すけたけは、小太りで偉そうな青年。

三女の子、佐智すけともは、ほっそりしている、狡猾そうな青年。

ちなみに珠世はとても美人である。

こんなん、何も起きない方がおかしい。


犬神家は、信州の那須湖畔という、とても珍しい立地に建っている。

ボートに乗って往復するの、すごい。

頭の中で正解を想像できているのか不安なので、機会があったら映画を視聴したい。


殺人の方法にもきちんと意味を関連付け、アリバイやトリックとは別の視点から犯人を想定させる方法に痺れる。

そして、なんと言っても金田一シリーズの見どころの1つである、芸術とも言うべき死体。

生首でそそられ、逆立ちで強烈なインパクト。
流石です。


どの作品を読んでもおもしろい金田一シリーズ。


あと気になっている作品は『夜歩く』です。

書店で復刻表紙を見つけたら、即買いします(ღ*ˇ ˇ*)。o💕

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