【読書感想】 黒と愛
黒と愛 飛鳥部勝則
愛が溢れまくり❗️
素晴らしい想像力に感服です(*´艸`)💕
傾いた城、奇傾城に幽霊が出るという噂がある。
幽霊屋敷を取材する為、崔川に同行する亜久直人。
この城は元々アミューズメントパークで、『絵画の間』『人形の間』『ブランコの間』『見世物の間』という四つの奇妙な部屋が存在する。
現在は閉鎖されたが、見学の為開放される。
霊能者役として同行した女子高生の示門黒は、黒い服を纏う風変わりな美少女。
彼女の魅力に惹かれる亜久。
そして、奇傾城で密室殺人事件が起こる—。
読みどころは想像を絶する展開。
そして、歪んだ溢れる愛です。
黒には人を惑わす魅力がある。
私が読了した飛鳥部さんの小説にはよく美少女が登場します。(º﹃º )
舞台は幽霊が出ると噂される『奇傾城』がメイン。
館モノにありそうな奇妙な部屋の数々も魅力のひとつ。
今回も、好みが分かれる結末ですね…(^▽^;)
毎回思うのですが、飛鳥部さんの小説を読んでいて「好きだわ〜」と思う点は、
・背徳感
・残虐性
・耽美
・決して裏切らない怒涛の伏線回収
・想像力豊かな展開
最高すぎます߹ㅁ߹)💕
大好きです💕
芸術に特化した作品、非常に惹かれます。
他小説でもずっと思っていましたが、
『旧約聖書』
『ギリシャ神話』
『古事記』
等、神話は抑えておいた方が、あらゆる小説をもっと楽しんで読めますね。
(私の読む傾向の小説に多いみたい)
あと、できれば、
『ラミア虐殺』の前に読むことをおすすめします。
私は逆に読んでしまいましたが、それでも『ラミア虐殺』の面白さは変わりませんがね。
ホントクセになる。
『異形コレクション』は近々まとめ買いを目論んでおります(≧∀≦)
(空木春宵さんの小説も読みたいし💕)
飛鳥部作品、どんどん読んでいくぞ‼️
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