『僕にはどうしても打ち勝ちたいと願ってやまない映画がある。』

まいど！ｼﾅﾁｸです！
皆さんには何回もトライするけど、ちょっと長めの瞬きをしたらエンドロールになっている・・って映画ありますか？
「おすすめの名作映画」に投稿する内容なのかは微妙なラインですけど、皆さんが素敵な名作映画紹介をしている中で僕は少し趣を変えて、どうしてもちゃんと鑑賞したい映画を紹介したいと思います！

それでは、どーーーーーーーん！！！

僕はそれなりに映画が好きだと思っています。
たまに年間1000本観た！なんて猛者もいますが、さすがにそこには及ばない・・。
NetflixやAmazon Primeなどでちまちま観たり、月に一度映画館に足を運ぶ程度ではあります。
連休などを頂けた時にはゲーム漬けの日と、映画漬けの日をを設けるようにしてます。
その時に毎回トライして、毎回惨敗している作品が一つだけあります。
その映画はなにか。

あのSF映画の金字塔とも言われる、スタンリー・キューブリック監督作品。
「2001年宇宙の旅」です。

どうですか？この時点で”ぎくっ・・！”となっている方、いるんじゃないでしょうか。
わかりますわかります。いいんですよ。仲間はいますよ。

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この先、ネタバレ含みますので閲覧注意です。
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私ｼﾅﾁｸ。SF映画は結構好きです。
スターウォーズはもちろん。スタートレックやエイリアン、ターミネーターにインディージョーンズ。
バックトゥザフューチャーなんかも大好きです。ドクとマーティのコンビなんて最高ですよね。
あとはクリストファー・ノーラン監督作品。
彼の作品は大好物です。
TENETやインターステラーは何度見ても飽きないです。

こんな感じでSF映画は好きなので、SF映画の金字塔と呼ばれる例の作品はどうなのかと。
この目で観てみようじゃないかと。そう意気込んで再生！！！！

んーーーーー！真っ暗！！
数分間、画面は真っ暗！！
でも音楽は流れている！！

そして突然現れるロゴ！！！
めっちゃ意表を突いてくる！

そして題名とともに、R.シュトラウスの「ツァラトゥストラはかく語りき」が流れ、やっとか・・。と胸を撫で下ろす。そんな心持ちです。

そしてシーンが切り替わり広陵とした大地の映像。
からのお猿さんたちの抗争劇。
まぁまぁまぁ。それはいいです。物語の導入部分なのでね。
きっとこのウッキーウキッキッ的なシーンがきっと後々活きてくるんです。
ここはひとまず僕が折れましょう(ド失礼)
そしてあるお猿さんが武器を手に取ったことで、縄張り争いに勝ち、ヒエラルキーがひっくり返りました！
すごいよお猿さん！やったねお猿さん！
武器を取る事で争いに勝つ。進化の過程を表現してるんだと思います。

問題はここから。

シーンは移り変わり、宇宙空間。
美しい地球の輝きと宇宙空間を進行する宇宙船。
ここまでで約20分そこそこ。いまだに人の声を聞いていない。
そして極めつけは、BGMとして流れるヨハン・シュトラウスの「青く美しきドナウ」

シュトラウスばっかやな。

セリフがない。眼前には心の落ち着く青色。そしてクラシック。
徐々に瞼が重くなるのを感じます。

要人たちの会話シーンや月に現れたモノリスのシーンを乗り越えていよいよかと思った矢先、また静かになります。
なにやら任務を背負って宇宙に出た男性クルー二人がAIと共に目的の地へ向かっているようです。

僕の2001年宇宙の旅は一旦ここで意識と共に暗くなります。
気付けばエンドロールです。
え？あのお猿さんたちのくだりなんだったの？
伏線回収まだ？まだってか、え・・？

かれこれ5回以上ははこれを繰り返してます。

わかってます。きっと相性が悪いんです。
けど悔しいじゃないですか。

この世で一番美しい数式だと言われているオイラーの等式のその美しさを知りたくてとっても苦手な数学を勉強しました。
それと同じようにSF映画の金字塔と言われる所以を知りたくて、何度も何度もチャレンジするわけです。

まぁ、結局はオイラーの等式の美しさも、本作の素晴らしさも未だに理解できずにいるんですが・・。

解せぬ！！！なんだか知らんけど解せぬ！！！

僕だって、この映画に打ち勝って「ん？2001年宇宙の旅？ああ、あれいいよね。SF好きなら一度は観るべきだよ」なんて知った風な口をきいてみたいんです！！
きっと、こんな邪な考えで観ている限りはこの先ずっと「気付けばエンドロールの旅」になるなんでしょうけど。

皆さんはどうしても最後まで鑑賞しきれない映画ありますか？
ぜひ教えてください。僕もチャレンジします。

#おすすめ名作映画