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海外で生活するために最初に必要なスキル

ども、カニカマです。カナダでアプリとかを作ってます。

海外生活で最初に必要なスキル

いままでの人生を振り返ってみると色々な失敗をしてきたなと思います。
自分の能力と才能のなさに嫌気さします。

その中でも自分に少し褒められる才能があるとすれば、変化を楽しむことができるってことだと思います。

海外で生活するなら、この能力はかなり求められると思います。
特に慣れるまでの初期の頃。

仕事もコミュニュケーションも食べ物も生活スタイルがガラッと変わります。

もう簡単にできたことが、ことごとく上手くいかない。
役所の手続きも英語のせいもあるが、役所自体も日本みたいに完璧じゃないとか。

役人のさじ加減でコロコロ変わる制度とか。
例えばカナダで日本からのワーホリは普通1年間のビザだが、役人のサジ加減で半年間になったり2年間になった人とかを見たことがある。もう運の世界。

注文したものがちゃんとこないとか。

そんなことは、もう数えたらきりがない。

もちろん悪い変化ばかりじゃなくて、いい変化もあるわけで。
残業ないなとか満員電車じゃないなとか。

この変化をいかに楽しむことができるか。
慣れれば何も感じなくなるのだが、それまでは身体が変化になれるまで多少は大変。
海外生活の初期フェーズはこの楽しめるかどうかの勝負になってきます。

変化がストレスな人

一方で変化することがすごくストレスな人もいます。

これって「それをあんまり知らない」というのがそもそもの問題だったりするのかなと思います。

人って知らないことへの恐怖って凄まじいですから。

僕もいきなりインドとかアフリカに一人で住めって言われたら、全くついていけないだろうと思います。なぜなら全く知らないから。

現地の情報を集めたり、もうなんならそこに住んでたんじゃないかくらいリサーチしてみたら案外行けそうな気にもなるかもしれません。

あとは似たような経験をしているかどうか。
海外旅行で似たような地域に行ってみたことがあるとか。そうすれば想像が簡単になるので、案外楽しいかもって思えるかもしれません。

だからたくさんいろんな経験をしておいた方がいいんだと思います。

変化を受け入れるチカラ
予期せぬことに対応するチカラ

もうこれは海外で生活するとかしないとかだけの話ではないかもしれません。これからの時代に必要なチカラかもしれません。

日々の生活でも小さな変化を入れて慣れるのもいいと思います。

いつもとは違う道で帰ってみるとか、違う店に入ってみるとか、違う人と遊んでみるとか。

ということで

『平家物語』冒頭部分です。

祗園精舎の鐘の声、
諸行無常の響きあり。
娑羅双樹の花の色、
盛者必衰の理をあらわす。
おごれる人も久しからず、
唯春の夜の夢のごとし。
たけき者も遂にはほろびぬ、
偏に風の前の塵に同じ。

すっごくざっくり言うと「物事は常に変化していくんだから、今良くても調子にのるなよ」みたいなことかなと思います。(違うかったらごめんなさい)

いい時もあれば悪い時もある。

変化をいかに受け入れて対応していくか。
人類の数千年前からのテーマみたいです。
意識的に伸ばしていきたいチカラです。


ちなみにこの「祗園精舎」とか「諸行無常」とか「娑羅双樹」って仏教の言葉なんですね。全く知りませんでした。
いまさら手塚治虫先生の勉強しました。

ブッダも悩み続けてやがて悟りをひらくんですね。
いやー知りませんでいた。そして今も色褪せない手塚先生すごい。

ではでは。


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