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我ながら上出来の豆花を見てくれ。

なんてことはない、豆花作成エントリ、ハッピーエンド編です。安心して読んでください。

(見出しの画像の豆花は私が作ったものではないですが、下位互換を生成することに成功しました。)

豆花って何?

豆花(トウファ)にハマっています。台湾風豆乳プリンと言うと伝わるでしょうか。見ていただいた方が早いですね。これです。

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これはUber Eatsで頼んだもので、ハマるきっかけでもありました。上の画像のは紫芋風。ここのは仙草ゼリー、クコノミ、白玉、とろっとろの穀類、ピーナッツ、などが入っており黒蜜で味付けされています。一個1300円とかするので週2で食べると財布が崩壊します。財布は崩壊しませんが給料日前の自分に末代まで祟られます。

別のも見てください。

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これは別のお店で頂いたものです。正統派豆花。じんわりとあたたかい。

冒頭から一度も味の感想を伝えていませんが気持ちは伝わっているはず。

うまいです。

修飾語いらないくらいうまい。

豆花自体にはそこまで歯応えがないんですが、トッピングの感触の豊かなことよ。よく煮えた豆類に次いで澱粉質がむっちむっちと、場合によっては仙草ゼリーがぽよんと応えてくれるわけです。そしてやさしい甘みの応酬。黒蜜だけじゃない、全部の風味がよく分かる。甘い、豆が甘い。ピーナッツはこんな使い方もあるのか。舌を撫でるような優しい甘みがもう一口もう一口を進めてくれるわけです。

でも豆花には一つ欠点があります。

高い。

量が少ない。切ない。こんなにうまいのに。欠点1個じゃなかったわ。仕方ないのでこの際だから暴露しておくと豆花にはアナザートラップもあって、まずい店で食べるとまずい(進次郎構文)。

店により当たり外れが激しいということです。安い〜と思って頼んだら甘い豆腐が来たみたいなことが生じます。甘い豆腐にするなら豆腐もピーナッツで作ってくれ、そのまま別の食べ物にしようず。

タピオカミルクティーを販売していない店の豆花の方がうまいというのが今のところ私の中でジンクスです。※気のせいです。

加えて、豆花自体が向き不向きある味なのでなかなか人と食べようとはならんですね。かなしきかな。

じゃあ作るしかない

じゃあ作るしかありませんね。

というわけで以下を用意しました。

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無調整豆乳、黒糖生姜パウダー、蜂蜜、茹でピーナッツ、茹で小豆、おはぎ、ゼラチン。

豆乳でなんちゃって豆花を作り、上から好きなものを振りかけようという算段です。ゼラチンで作ると冷たいのしか作れません。冷たい方が好きなので無問題とします。

白玉が欲しかったのですが白玉粉のストックを抱えられるほど冷蔵庫が広くないのでおはぎ選手に代打をお願いしました。

茹でピーナッツは粉砕して茹で小豆と混ぜ、いい感じのトッピングとする算段。

黒糖生姜パウダーは黒蜜を精製するためのものです。沖縄のローソンに売っています。現在地が沖縄でないならばカルディとか百均とかで普通に黒蜜を買いましょう。黒糖ピーナッツを溶かす技もアリだと思うので、誰かにやってほしいです。

さて、作業風景の写真を撮り忘れたので直に完成品をお見せします。

このようになりました。

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おいし〜〜〜〜〜!!!!!!

見た目も悪くないし味も最高です。これよ。これを求めていたの。下のプリン部(?)だけでもうまく、ピーナッツがこれまたいい味出してます。食感もバッチリだし。

おはぎじゃなくて白玉の方が合いそうではありますが、おはぎはおはぎとして独立してうまい食べ物なので、全然アリです。アリに限りなく近いアリの味がします。

黒蜜も、ほのかな生姜味がまわりの甘味を引き立てており実に良いです。ピーナッツと生姜の塩気が立体的な味わいにしてくれているんですね。白玉もあれば別の奥行きがあったでしょうけれど、そろそろおはぎに祟られそうなのでやめておきます。

試作品ということで少量しか作らなかったのですが、大量に作ってしばらく楽しもうと思います。

ヘルシーだし、よければ皆様も楽しんでみてくださいね。ちゃんちゃん。


おまけ

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野田琺瑯で煮られる豆乳の図

(野田琺瑯を見せたかっただけ)

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