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東京散歩②美術館巡り

投稿してから3週間した犬島の記事が、noteの注目記事に選ばれちょっと浮かれたカニ🦀です。なんで今更?!注目記事のシステムって良くわからない。

さて、前回の東京散歩①に続き、今回は東京の美術館巡り。東京って何でこんなにも沢山美術館があるの?


久しぶりにHP更新。
ファッション関連記事です。


東京美術館巡り、アート巡り的な本もわんさかある。
25年前に仕事で横浜に約一年住んでいたというのに、全く美術館に行かなかった事が唯一悔やまれる。あの頃は、めちゃくちゃ暇だったのになぁ。ああ勿体ない。

今回は

一日目 娘の志望大学のオープンキャンパス 銀座宿泊(大学からは遠いが観光の利便性で銀座にした)

二日目 三菱一号館美術館 上野宿泊

三日目 国立西洋美術館

という行程だった。三菱一号館美術館は、何とガブリエル・シャネル展が32年ぶりに開催されているという。ネット予約の上、丸の内にある美術館へ。

銀座散策の後に寄ったのでなかなか辿り着けず、着く頃にはヘトヘトに💦

「三菱一号館美術館」ガブリエル・シャネル展

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この美術館はレトロですごく雰囲気が良い。

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並んでいるのは美術館の中にあるカフェ。ドラマの撮影にも使われたとか。

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内装もクラシックで素敵。中は撮影禁止だったけど、スーツとかドレス、今見てもモダンだった。
ガブリエル・シャネル展は9月25日まで。
連休だったけど、予約なしでも入れる感じ。でも行くなら予約する方が安心。予約の時間に行けなくても、その日のうちだったら普通に入れるしね。

三菱一号館美術館(みつびしいちごうかんびじゅつかん)は、東京都千代田区丸の内にある美術館。大手不動産会社の三菱地所が運営する企業博物館で、同館の建物は丸の内最初の洋風貸事務所建築として明治時代に建てられた(旧)三菱一号館を同社が復元したものである。

Wikipediaより

そして美術館の前の空間が緑がいっぱいでカフェもあってまた素敵。動画撮っても絵になるところ。


散々迷った挙句、上野で泊まったホテルは2020年7月に開業した「ホテルリソル上野」
駅から近いことと(めっちゃ近いのにグーグルマップではなかなか場所がわからなかった^^;)、朝食が決め手。


会員になると600円で食べられる朝食。会費は無料。会員じゃない場合700円。
想像以上にベーグルサンドもスープ美味しくって、大満足。

ホテル1階。チェックアウト後に荷物取りに行った時にお弁当買ってきてここで食べてOKだった。


「国立西洋美術館」自然と人のダイアローグ


9時半に予約していた「国立西洋美術館」へは徒歩8分。
直線距離だと近いけど、JR上野駅の中を通れないので、ぐるりと回らないといけない。そしてだいぶ遠回りしてしまい、9時40分前に着いた。

色々思い出してきた記憶を頼りに調べると、国立西洋美術館へは昔一度来ていたことが判明!
高校3年の時、母と妹と東京旅行で、上野に行列の出来ている展覧会があると聞き、その行列に並んだのだ。
そう、それが1994年の「バーンズ・コレクション展」である。

アルバート・C・バーンズというコレクターが集めた「バーンズ・コレクション」は門外不出と言われ、見る人を選び、さらには絵の配置も動かしてはならないと死後まで遺言されていた幻のコレクションなのである。
名だたるフランス近代絵画や、印象派の作品がその中に含まれる。

コレクションはバーンズの私邸だった館に展示されていたが、その展示方法は他に類を見ないものであった。作品は作者別や年代別ではなく、展示されている家具やその他の美術品・装飾品と共に色彩、構成、形、バランスを考慮し、バーンズの独特の美学に基づいて展示されていた。公開日は季節により変わるが金、土、日の週3回のみで、事前予約がないと入れなかった。2012年の移転後も入館は予約制である[5]。

Wikipediaより

それが突然日本に来ることになり来場者、100万人という驚異の数字をたたき出したのだ。

このコレクションが日本にくることになったいきさつなどが詳しく書かれているので、興味ある方は是非!

さて、前置きが長くなったが、国立西洋美術館と言えば、ル・コルビュジェによる建築と、松方コレクションである。

本館は「ル・コルビュジエの建築作品-近代建築運動への顕著な貢献-」の構成資産として世界文化遺産に登録されている。

Wikipediaより

美術館では無料の「建築ツアー」なるものを開催している。

コルビジェの建築を余すところなく説明を聞きたい!と思い。。。

これに、もちろん時間ぴったりにアクセスし、申込みしたのだが、一人につき一人の枠しか予約出来ないシステムで、秒で完売、娘の分が予約できなかったので泣く泣く諦めた。(もし取れたら日曜に行こうと思っていた。)申込みされる場合は、時計とにらめっこしてコンサートチケット取るかのごとくクリックして申込んでね!
そう、私は子どもの頃から渡辺篤史の建物訪問のファンで、建築も好きなのである。

さて、松方コレクションとは。

実業家松方幸次郎が20世紀初めにヨーロッパで収集した印象派などの19世紀
から20世紀前半の絵画・彫刻を中心とする松方コレクションがコレクションの基礎となっている。

Wikipediaより

松方幸次郎は川崎造船所の社長で、父は政治家の松方正義(国葬された方である)。
原田マハの「美しき愚かものたちのタブロー」を是非とも読んでから美術館へ行ってほしい。

この絵画たちがどのような数奇な運命を経てこの美術館にたどり着いたかに思いを馳せることになる。

ちょうど、国立西洋美術館は約2年の改修工事の後、今年の4月にリニューアル・オープンしたばかりで、自然との調和に焦点を当てた企画展も本当に良かった。

この美術館のすごいところは、写真が撮り放題というところだ。

普通の美術館は、「写真を撮って良い絵の横」にだけカメラマークがあり、ほとんどが撮影禁止。

でもここは逆で、「写真を撮ってダメな絵の横」にだけ撮影禁止マークがあるのだ。それだけ、殆ど撮って良い絵ばかり。テンションがあがる。

そもそも撮影可というのは、所蔵品だかららしい。
大抵の美術館の展示、企画展は「借ている絵」なので撮影不可なのだとか。

絵画の前でパチリ。

どれだけ大きな絵か良くわかる。
Tシャツはアポロさんデザインのもの!めっちゃ気に入ってる。うん。

購入はこちらから


この他に、行きたかったのは

「東京藝術大学美術館」


上野の国立西洋美術館から歩いて行ける美術館で、文字通り東京藝術大学の横にある。絵の入れ替えで今回は見れず、工芸館のみ見れた。
事情で、私は他の場所へ行っていたので娘だけで工芸館へ行った。
娘は高3で美大を目指しており、東京藝大は受験しないもののやはり一度は行ってみたい!という希望だったのだ。


「東京ステーションギャラリー」


こちらは東京駅の古い駅舎を利用した美術館で、行った時はちょうど絵の入れ替えで休館中だった。


「SEE LV」展


東京ミッドタウンの芝生公園で行われている、ルイ・ヴィトンのメゾンの160余年におよぶ歴史を巡る旅へと誘う世界巡回展。
事前予約すれば誰でも入れる。入場は無料。8月21日まで。
事前予約はこちら

https://jp.louisvuitton.com/jpn-jp/magazine/articles/see-lv-tokyo#

今回は時間がなくて泣く泣く断念。
ヴィトン好きということでもないけど、やはりメゾンの巡回展は行きたかったなぁ。お近くにお住まいの方は是非!


東京に行くとつい行く美術館は、森美術館と新国立美術館。
特に新国立美術館の黒川紀章の建築は生前最後の建築で圧巻の迫力。
奈良にも黒川紀章の美術館がある。
入江泰吉記念奈良市写真美術館である。
静かな環境にあるとても良い美術館なので、奈良に来られる際は是非寄ってほしい。

その際には、すぐ近くにある「新薬師寺」も必ず立ち寄ってほしい。
十二神将がとにかく素晴らしいのだ。
その前のジェラテリアフィオレでジェラートを食べても良いし。
奈良特集はまた今度腰を据えてしよう。

話しが脱線しまくったけど、また東京へ行きたい!娘よ、第一志望大学合格しておくれ。

久しぶりにHPも更新したよ♪
最終日のファッションの密かなポイントを解説。
是非見てね!


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