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MMDユーザーのセルフモチベーションケア(適時更新)

 MMDユーザーには「こんな時、他の人はどうしているのだろう?」と疑問に思う事はあれど、聞いて相手の時間を奪うのも何だし、うまく質問できそうにもない(場合によっては聞くコミュニティ・相手が無い等)時に役に立つかもしれない事を、壁に語りかける形式で自問自答しているだけの役に立たない記事集です。
 思いつき次第、適時更新していきます。


1.MMDをやろうという気持ちがあるが、モチベが沸かない

Q. 何となく時間があるので、MMDで遊ぼうと思って何かを作ろうとしても、いまいちモチベが沸かず作業が進まない場合はどうすればいいですか?

A. 方法はいくつか挙げられます。その時々によって選択してみてください。

1:思い切って一旦別な事をする。それも違うと感じた場合は、ひとまず立ち上がり、ちょっとだけウロウロしてみる。
 理由は、モチベが沸かないというのは頭の動きがやや鈍っている時です。体を動かせば血が巡り易くなり、モチベも湧きやすくなります。

2:とにかく好きな曲を聞く。作業中の曲などは避ける。
 理由は、一旦作業的な環境とは違う環境に身を置くことで、本来自分が何をしたかったのか再確認できます。

3:適当な思いつきなど(ランダム)で他の人の作品を見る。敢えて広告動画を見てみる。
 理由は、まったく別な方向からインスピレーションを得る可能性があったり、新たな作品との出会いに繋がる可能性があります。悶々としている時間を有効活用できます。

4:服を着替える。(特に下半身)
 理由は、1と同様で体を動かす事、そして着ている服は気分に大きく影響します。また、知らずに汗などを吸い込んでいて体温を奪い血の巡りが悪くなっている可能性を改善できます。

 ただ共通して重要と言えるのは、必ずMMDを立ち上げておき、モデルないしプロジェクトを読み込んでおく事。最低限ここまではしておくことです。
 これをする事で、ふと瞬間的にモチベが出た時にすぐ作業に取りかかれます。また、準備段階で再びモチベが下がる事がないように予防しておく事ができます。
 また、気がついたら意識的に体を少しでも動かす事を強くお奨めします。血栓予防にもなりますし、創作作業は不健康になりやすい部分が多いです。手が止まったら(その場でもいいので)軽くストレッチするだけでも、モチベーションが回復する可能性があります。

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2.うっとりループしている時間が勿体ないので、有効活用する方法を教えてください。

A.方法はいくつかありますが、まず用語が分からない人も居ると思うので「うっとりループ」とは何かを記します。
 うっとりループとは、ある程度モデルやカメラをつけた後に、何度も何度も見直して(ループ再生して)しまい、気がつけば時間があっという間に経っている現象の事です。
 これは悪い意味ではなく、ある意味MMDユーザーにとっては至福と思える方もいらっしゃいます。
 しかし現実には時間を使ってしまうので、これを有効活用したいというご意見も分かります。
 以下は、ループ発生時に意識しておくと有意義になりそうな方法を挙げていきます。

1:「3回ループしたら一旦席を離れる」などのルール付けを行う
 何気なく見始めてしまってうっとりループにハマる場合もあるでしょうから、予め自分ルールを作っておくと良いでしょう。これだけでも、無駄に見続ける事なくうっとりを楽しめます。

2:(上記と似ていますが)視聴は続けるものの、あえて立ってモニターを見たり、離れた状態から見るようにする
 これを行う事で、ただうっとり見てるだけでなく、妙にしっくりこない点や微かなミスに気づくやすくなります。また、体をほぐす事でボーっとせずに見る事ができます。

3:そもそも再生しない
 方法としては、開始フレームと終了フレームを同じ数値にするか、1フレームのみにするかです。
 こうすれば半ば強制的に再生できなくなりますので、そもそもうっとりループができません。

 ひとことで「うっとりループ」といっても、動きやカメラが上手くいってるパターンと、どうしてもしっくりこなくて見続けてしまうパターンと色々あったりしますね。
 回数を制限してもカウントし続けてない場合は、時間で区切ると良いでしょう。見始めてから5分経ったら席を離れるなどで、半ば無理やり視聴し続けるのを避けるようにしておけば、無駄なループにならずに済みます。または、何かが見えてきそう、という場合は延長しても良いかもしれません。

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3.ChatGPT(大規模言語モデルAI)を活用したセルフケア

 現在ではChatGPTに限らずいくつかのサービス(Bing AI、Google Gemini)などがありますが、課金しなくても使えるサービスがありますので、それを活用してみるのも手です。

 最初のプロンプト(質問文)において
「人間の集中力とメンタルヘルスケアについて質問します。あなたはどの程度の知識を持ち得てますか?」
のようなものを投げかけると、それ専用のトピックが生成されるので、以後はこのトピックを使用していけば、会話内容が累積していき(若干ですが)精度も上がります。
 次以降の質問では、主語と述語を明確にし、句読点をしっかり打つことで誤解を招く事を避けられます。また主語は「人によって」などではなく「人間の性格によって」と少し回りくどいですが明示化する事で、回答の精度も上げやすくなります。
 普段省略可している言葉を明確にする事が大事ですし、同時に自分自身の言葉の使い方をはっきりさせる訓練にもなります。
 特に昨今のネットを介した文字・音声会話では色々と略し過ぎてる部分がある事が分かるでしょう。主語などがボヤけていて誤解を招く事も多くなってると思いますので、この辺りを意識できるようになると、今後の会話が楽になるかもしれません。

ChatGPT3.5を使用している例1


ChatGPT3.5を使用している例2
ChatGPT3.5を使用している例3

 このような感じで、会話の掘り下げができるのがトピックを作るメリットです。トピックはある程度の期間残っていますので、日をまたいでも会話が継続できます。

 カウンセラーに話をする前や友人などに聞いてもらう前に、AIで基礎的な部分や応用などを聞く事で、余計な時間・金銭的コストを軽減できるかもしれません。
 また、こういったたぐいのものはその場その瞬間に相手が居るだけでも、大きなストレス軽減ができます。これだけでも、集中力を高める要素と手段がひとつ増えます。

こんな質問も……

 これは少し余談ですが、質問内容によっては相手の性格(口調)を変える事もできますので、少し遊んでみるのもお奨めします。

口調を変えての回答

 正直、語尾に音符マークが付くという少々昔風な感じで応えるのは予想外でした……。
 このようなロールプレイを挟む事で、気分が楽になるかもしれません。

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4.モチベーションアップには報酬が必要

 モチベーションが沸かない時や何もやる気が出ない時というものは、ままある事ですね。
 それは(実質的にどうかは関係なく)自分の中で予想(想像)している報酬が足りない事で起こり得ます。やったところで望む結果が得られないと考えたり、労力に対して報酬が少ない場合などです。
 この場合の報酬とは、金銭面よりも精神面や気分といった曖昧な報酬の事を指します。多くは自己認識や自己表現においての報酬とも言えるでしょう。
 MMDであれば、造ったところで誰にも需要が無さそうだとか、反応貰えない、貰っても否定的な反応だったらどうしようという不安などがモチベーションに強く影響します。

 最終的に他人からの評価というのは、自分では推し量れないものなので考えても仕方ありません。何かを配布するないし動画を発表する事とは別の「自分に向けての報酬」を設定する事をお奨めします。
 例えば……

  • 動画完成したらステーキを食べても良い

  • 配布完了したらアイスを買ってきても良い

  • キーフレームをここまで進めたら、ゲームをして良い

 このような感じで、自分自身に縛りと報酬設定を行う事で、他者からの評価のような見えない報酬より、より確実に得られやすい報酬設定する事で、モチベーションが保てたりします。
 完成したらなどではなく、細かくワンアクション造ったら、ワンポーズ造ったら休憩を得ても良い……などにする事でステップが踏めたりします。

 報酬設定と目標設定(ミッション設定)は必ず「すぐに出来そうな事」「すぐに得られるもの」に限りましょう。無理な設定をしたところでモチベーションは上がりません。
 ゲーム感覚で軽い感じの目標・報酬設定する事で継続性が高められます。

 一度、お試しください。

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どこにでも居るバーチャルJC MMDユーザーの一人。 MMDアニメーター、動画制作・編集、VTuber関連制作などを行っているただのJC。