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別れ

「なるほどね、、それで元カノと朝まで楽しく飲んでた、と」
「うん。」
「で、今も連絡取り合ってるの?」
「うん。」

そっか、、
しかもそれを隠そうとしていたのか。

「さっき会話の中でも出てきたけど、私たちって恋愛の価値観合わないのかな。」
「お互いに変わっていったのかもしれないね。」

・・・

ああー、察するよね。この感じ。
もうさよならなのかな。

「俺らさ。」
「うん。」

「別れよ」

わかれよわかれよわかれよ
(脳内にこの言葉が浮かび上がる)

「うん。」

うんって言っちゃった。
後悔してももう遅い。

「今までありがとう。楽しかったよ。」
「私も。楽しかった。」
「俺がこの家から出て行くから。かのんはそのまま住んでいいよ。」
「あ、うん。分かった。」

別れって突然訪れるし、別れるのも一瞬。
もうえい君と一緒に過ごすことが出来ないのかと思うと寂しい。寂しすぎる。

「友達の家泊まるからまた明日荷物取りに行くわ。じゃあね。」


バタン


じゃあね、えい君。


「うわああああああん。聞いてええええ、えい君と別れた( ;  ; )」

この晩、私は泣きじゃくりながら友達に電話で話を聞いてもらいました。
人生の経験値がまた一つ上がりました。
(急なポジティブ。笑)

2024年、妄想でまた新たな出会いを探そうかしら。

2023年、私の妄想恋愛にお付き合い頂きありがとうございました。
2024年も変わらずゆる〜く続けていこうと思っておりますので、気が向いたらまた覗きに来てくださいねっ

それでは、良いお年を〜


かん






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