見出し画像

ノスタルジックジェネレーションライブ

4月6日(土曜)に大阪狭山市さやかコンベンションホールで、関西軽音楽振興会主催 ノスタルジックジェネレーションライブ(大人のアマチュアバンド愛好家のためのバンドコンサート)を開催しました。

 借りた会場は昨年と同じ、結婚披露宴ができそうな、シャンデリア照明付き(使用料は1000円かかるけど)の広い部屋です。

 ステージパネルで簡易ステージを組んで、関西軽音楽振興会会員のPA屋さんが音響機器を持ち込んでくださいました。
 電子ドラム、ギターアンプ、ベースアンプなどは私が外部指導顧問を務めているA高校軽音楽部所有の機材をお借りしました。

 今回は、出演バンドが10バンドだったので、バンドごとに円卓(1脚100円でレンタル)を用意して、そこにバンドメンバーには座ってもらいます。そのかわり控室はありません。

 本番は午後1時から4時までの3時間。まさに結婚披露宴の余興タイム みたいな雰囲気のライブコンサートになりました。もちろん、ちゃんと鑑賞したいお客様ために前方3列ほどは座席を並べましたよ。

 ノスタルジックジェネレーションライブと名乗っているくらいですから「1999年以前に発表された曲に限定」という出演条件があります。

今回、アマチュアバンドの皆様が演奏した楽曲は、年代順に並べると以下の通りです。

東京ブギウギ(笠置シズ子) 1947
真っ赤な太陽(美空ひばり) 1967
Golden Slumbers~Carry That Weight~The End(The Beatles) 1969
嵐の恋(バッドフィンガー)1970
VENUS (ショッキングブルー) 1970
はいからはくち(はっぴいえんど)1971
17才 (南 沙織) 1971
喜びの世界(スリードッグナイト)1971
心の旅(チューリップ)  1973
海岸通り(風)1975
あいつ(風) 1975
別れても好きな人(ロスインディオス&シルビア) 1979 HEARTBREAKER (パットベネター) 1979
フレンズ(レベッカ) 1985
ああ無情(アンルイス) 1986
WOMAN(アンルイス) 1989
世界中の誰よりきっと(中山美穂&WANDS)1992
BLUEBIRD(今井美樹) 1993
瞳そらさないで(DEEN) 1994
太陽が燃えている(The Yellow Monkeys) 1995
丸の内サディスティック(椎名林檎) 1999

ノスタルジーを感じる時代は、各人の年齢によってさまざまです。
私の場合だと、1970年から1973年までの4年間。歌謡曲も洋楽も区別なく、毎日毎夜、深夜放送のラジオにかじりついていた時代。
1990年代の楽曲になると、良く知ってはいるけど、ノスタルジーを感じることはないです。

 外国のどっかの大学の研究で「14歳の時に好んで聴いた楽曲が、その人の一生の楽曲趣向を決定づける」というのがありました。

 「ADO しか聴かない!」という14歳の子がいたとしたら(いそうですな)、50年後、その方はADOの曲にやっぱりノスタルジーを感じるのでしょうか。

 披露宴ができる部屋ですから、「飲食可能」というのは嬉しいところ。
お料理をふるまうことはできませんが、皆さんコンビニでお弁当やお菓子を買ってきて、食べたり飲んだりしながらステージを観てます。

それで「お、次が出番か、いっちょう頑張ってくるか」みたいな感じでステージに上がります。

 「バンド演奏もできるパーティ会場レンタル」みたいな店の広告を見かけますが、あれの手づくり版ですね。
 いやルーズなノリで面白かったです。これで会場と付帯設備使用一式、合計26000円の出費。
 機材運搬のレンタカー費用が16000円。

出演された方からは1500円ずつ、協力費をいただいて賄えました。

 全国どこの市町村にも「〇〇ホール」という大きなホール施設があるのですが、1200人~1500人収容規模で、レンタルすると人件費も込みで30万円くらいはします。
 でもアマチュアミュージシャンにとったら、本当に必要なのは、気軽にコンサートが楽しめる100人規模のフリースペースじゃないかなーと思うわけです。

 コンベンションホールを稼働させている大阪狭山市に感謝です。

 来年も4月6日(日曜日)に開催することが決定しています。
ああ、アマチュアバンドは楽し。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?