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瀬戸内紀行〜1日目・豊島〜

先日、瀬戸内国際芸術祭真っ最中の瀬戸内の島々へ友人と行って来ました。
もうずーーーーっと行きたい行きたいと思って憧れていた場所。
念願の初訪問、アートな島旅を満喫してきました。

島々と言っても今回は1泊2日の小旅行。魅力的な島がたくさんあって迷ったけれど、今回は豊島と直島に絞って観光することに。

当日、東京駅を6時半に出発する新幹線に乗り込み(朝4時起き。頑張った)、岡山駅を経由して宇野港へ。そこからフェリーで豊島を目指します。

平日ということもあってか、フェリーの中はゆったりしています。友人と喋ったりガイドブックを眺めたりしていたらあっという間、40分ほどで豊島の家浦港に入港しました。

もうすぐ上陸です。わくわく。船室を出ると、同じようにわくわくしている方々が。

乗ってきたフェリーを見送ります。
んー、いい雰囲気だ。

さて、今回初日は雨というのがわかっていたので、せっかくだから雨を楽しんでしまおう!と、小道具を持って行っておりました。

それは・・・真っ赤な傘!

雨×赤い傘、いつかやってみたかったんですよね~。
港で撮ったら、”遠くに行ってしまう恋人を見送る女の子”みたいな哀愁が。。

周辺を歩いてみると、港ならではの景色が広がっています。このロープは何に使うのかしら。

さすが瀬戸内の島、オリーブがたくさん植えられていました。雨に濡れたオリーブもまた素敵。

さあ、まずは家浦港から歩いて行ける「豊島横尾館」へ向かいます。

まず目に入るのは建物の壁。なんだか、かつてあった赤青セロファンで作った3Dメガネ(今もあるのか?若い人は知っているのか、、?)のような…これが島の風景の中に急に現れるので驚きます。

入口を入ってもうひとびっくり。真っ赤なガラスを通して中庭が見えます。

中庭はこんな感じ。また真っ赤な石が目に入ります。豊島横尾館のテーマは「生と死」なんだそう。日常と非日常が入り混じった不思議な空間でした。

もうしばし島を探索。ふとした風景も絵になります。

さて、家浦港に戻ってきました。
写真はお土産屋さんのところにあった可愛らしい案内板。

ここからはバスで島を巡ります。いざ、今回の豊島観光のメインの目的である「豊島美術館」のある唐櫃エリアへ。

美術館の予約までまだ時間があるので、途中下車して島を歩きます。

青い瓦の家がちょこちょこありました。この辺ならではなのかな?

海風にやられてアンテナも錆び錆びでした。

これ!後で見て、なんでお土産のビニール袋外してもらわなかったんだろうと後悔した写真😂
その場で気づけ私…!!

さあいよいよ豊島美術館へ向かいますよ!
美術館手前の有名な坂道。うーん、ここはスカッと晴れていてほしかったというのが正直なところ。

到着。シンプル。余計な情報が何もない感じが素敵です。

チケットセンターで発券してもらい、歩いてアートスペースへ向かいます。

もうね、、
素晴らしかった。ほんっっっとうに素晴らしかった。
やわらかい曲線が作る広い空間。天井にぽっかり空いた穴からは風や光、雨、鳥の声、木立のざわめきが絶えず入ってきて、自分自身が自然と一体になったような感覚になります。
床では常に水が生まれてはまた還ってゆき、誕生と再生、命の循環といった概念が思い遣られます。
アート、建築、自然がなんの違和感もなく調和し、自身もまたその一部である。まさにここでしかできない体験でした。

私の語彙力では伝えきれないので、ぜひ実際に行ってみて体感してみてください!

帰りにショップに寄ります(ここは撮影可)。残念ながらカフェは営業していませんでしたが、ここもまた自然光が気持ちの良い空間。

美術館を出て、最後に唐櫃港周辺を散策。「勝者はいないーマルチ・バスケットボール」というアート作品と、躍動する友人。

ということで1日目。結局一日雨が降ったりやんだりでしたが、アートも島の風景も思いっきり楽しめました。

いやしかし、豊島×雨×赤い傘が相性良すぎでしたわ。。

直島編へ、続く!

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