秋が深まり

夜が長くなると

叶えられなかった　努力　が　思い出される

今年2月を最後に　断念した「夢」

今は　何事もなかったかのように

「クローゼットの中で眠っている」

思い出すとつらくなるから

二度と思い出さないように

幾重にも　鍵をかけ

封印していたのに…

暑苦しい夏が終わり

美味しい秋が到来しているというのに

新しい絵の具で

上塗りしているというのに

今もなお　果たせなかった夢を　狂おしく思う。

凍えるような冬が

幾度か　訪れ　

熱い思いを　凍らせることが出来たなら

傾けた　熱い努力　と　思いは

燃え尽きて　真っ白な　灰になるのだろうか。

注いだ　分だけ　

忘れ去るにも　時間がかかる。

何をどうしようと　

どうにもならなくて

ただ時間だけ過ぎることで

傷を癒していく…。

そのままのかたちで

何千年あとに　掘り起こされる

「化石」のように

圧縮して　封印して　いいのだろうか。

これが　最善の策だったのだろうか。

でも、もし　わたしの　「熱い夢」が

叶っていたなら

このブログは

存在しなかっただろう。

きっと　みんなに会うための

最善の策　だったのだろう。

宇宙の計らいは　残酷であり　考え深い。