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【募集】あなたの気持ちを能登へ繋げます!大工ボランティアへ寄付しませんか

令和6年1月1日。私は能登での帰省中に被災しました。
感じたことのない大きな揺れ。幸いにも実家の家屋は無事でしたが、ガラスは何枚も割れ、家の中はぐちゃぐちゃになりました。

一緒に帰省していた私の夫は大工をしています。
高齢の母の部屋の、外に面したサッシが閉まらないと気づいた時、どうしたらいいのか・・と途方に暮れましたが、夫がすぐに直してくれました。
雨風が入ってしまう・・と不安になっていたので、本当に助かり、安心しました。

その後、普段生活している群馬に戻ることに。
戻ってからも能登についての心配は尽きません。むしろ現地にいない方が状況がわからないので不安が募るものなのかもしれません。
地元の同級生のグループラインができるものの、過疎地でみんな外に出ているため、同じ印象を受けました。みんな何かしたい気持ちは強いものの、いつも動けるわけでもなく。

そんな中、2月に私は大工の夫と実家に帰り、ボランティアで近所の家を直すことにしました。
群馬の皆さんからいただいた義援金を使って木材や金具、断熱材などの材料を買い、また物資運搬などの交通費に当てさせていただきました。
その材料を使って各家を回り、様々な困りごとを解決してきました。

ずっと開きっぱなしだった玄関の戸が閉まるようになったこと。
斜めになった建物に筋交いが入り、強くなったこと。
昔の柱に強い金物でもう1本柱をくっつけ、崩れた土台を補強したこと。
どうやっても開かない蔵の扉が開いたこと。
外の光が入るようになってしまった隙間が埋められたこと。
大量に届いた物資を必要な場所へと届けたこと。

具体的には・・
・引き戸、ドアの修繕 75枚
・内壁修繕、簡易補修 7箇所

・外壁簡易補修、新規断熱材入れ、
・各所金物補強、新規柱入れ
・落下した梁の復旧
・防水透湿シート張り 等

・物資運搬6回

以上のことを行ってきました。

皆さんに喜ばれ、私も遠方で何もできないもどかしさが、少しでもお役に立つことができた少しの手応えへと変わっていきました。
能登の人々の笑顔を見ることができて、私も本当にうれしかった。
壊れてしまった大切な故郷を、ほんの少しでも修復できたことがうれしかったです。

今回、群馬の人たちが心を寄せてくださり、寄付をしてくださったことで、こうした活動ができました。
ご支援いただきました皆様に、心より感謝申し上げます。

今後も、月1回程度にはなってしまいますが、直せる範囲の修理をボランティアで行おうと思っています。
今後の活動を継続していくため、寄付を募ることといたしました。
被災地はすぐに状況が変化します。大工仕事だけではなく、物資運搬や瓦礫の撤去など、その時その時の現地での必要に応じた活動を行いますので、そのための活動費とさせていただきます。

寄付はnoteの販売という形を取らせていただきます。
1記事1000円です。
それより小さい額、大きい額をご寄付いただける方は下記の口座へお願いします。

【振込先】
ゆうちょ銀行
10480 28538251
(他銀行からは〇四八支店 普通 2853825)
タカハシ ヒロシ

能登の方々はまだまだ不安な日々を過ごされているかと思います。
そんな中、今回の活動でたくさんの笑顔を見ることができました。
みなさんの支援が能登の皆さんの安心につながります。

ボランティアもまだまだ人手が足りません。
遠方から何をしたらいいか・・・と思っている方。何かしたいと思ってくださっている、
人に寄り添う心を持たれている方。
あなたの優しい気持ちを、私たちが能登へと繋げます。


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