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本は読めなくてもいい?

絵本のおしゃべりができたらいいな・・・

そんな思いを実現できることになった 「Libro(りーぶろ)」

10月2日(土)に祝!第1回目を開催することができました。

「どっち?」~読み聞かせ と デジタルの読み聞かせ(動画)~


開催できるのかしら・・・と多少(?!)の不安がありましたが

定員の人数の方がいらしてくださり、絵本についておしゃべりしているうちにあっという間に時間が過ぎてしまいました。

毎回「テーマ」を設けているのですが、2日のテーマは

「どっち?~本はよめなくてもいい?~」ということで、本を使った読み聞かせと、公開されている読み聞かせの動画を視聴しました。

選んだお話は日本の昔話から「桃太郎」。

今は携帯電話会社のイメージキャラクターの方が印象が強いかもしれませんが、代表的な昔話で絵本も各社からたくさん出版されています。

昔話は口承(こうしょう・・・語り継がれてきたもの)で、日本各地に同じような話が伝わっていることもあってか、大まかなストーリーは同じでも、再話された方によって、少しずつ内容が違っていたり、絵本では登場人物も少し違うものもありました。

読み聞かせに使った絵本は、終わり方が少し違っていて「この終わり方は初めて聞いた」という人もいらっしゃいました。

視聴した動画は “ぼうや~よいこだ ねんねしな~ ♪ ” で始まるあの有名なもの。

今は検索すれば、本当に色々なものが公開されているので、子育て中のお家では、便利に使われているかもしれません。


読み聞かせ 


約2年ぶりの人前での読み聞かせ、(しかも大人の方💦)で緊張しましたが、文章も絵も好きな本を読めて楽しかったです。

読み聞かせをするとき、「はじめは読む人が好きな本を選びましょう」と言われますが、読んであげたい気持ちが大事ですよね。

絵本は本当にいろいろ出版されているので、同じお話でも、年齢にあわせて文章・絵・大きさなどで選ばれるといいかと思います。

デジタルの読み聞かせ(動画)


出かけた先で、病院の待合でと小さなお子さんが携帯電話で見ているのを時々見かけます。

なかなか読み聞かせてあげる時間がとれないとき、一人でも静かにお話の世界を楽しめる動画というのはとても便利だと思います。特に、今は昔話を知らないという子どももいるのですから、いろいろな昔話を楽しむためにはいいかもしれません。

なんせ、小さければ小さいほど、子どもはだれか(大人)が関わっていないと1人で過ごすことが難しいです。

お家で子どものお世話をするお母さんにとって、幼児向け番組や動画は子育てを手助けしてくれるツールの一つかも・・・とも思います。

おしゃべりの中から・・・

色々な話題がでましたが、動画だとやっぱり、絵が動くほかに、BGMや効果音が入っているぶん、見ていて「楽」だということ。

絵本だと頭の中で想像する部分が、かなりの部分で表現されるので受け身で楽にお話が楽しめます。

絵本では、文章の量や絵によって、読み聞かせに年齢があっているかというお話もありました。

今回はありませんでしたが、紙芝居は絵本と動画の間に入るのかな、という話もでました。紙芝居=芝居なので、やはり表現が読み聞かせよりも演じる要素が強くなります。


感想・・・

日本昔話のオープニングの曲や、あの独特の常田富士男さんや市原悦子さんの語りで昔話をたくさん楽しんだことを思い出しました。

きっと私世代の人はみんな同じだと思うのですが、語る「声」って心に残りますよね。その「声」が子どもにとって大好きな人だったら?

あと、お話には伝えたい思いが込められてもいます。なんでもいいやではありませんよね・・・

昔話は、今の子どもたちにとっては知らない生活道具がでてきたり、時代に合っていないこともあるかもしれません。

今回は「自分で本を読める」ということよりも、誰かに読んでもらったり、見たりすることについてのテーマでした。そして、読めるようになる前には「楽しむ」ことが大事なのではと改めて感じました。


(追記)

見出しの画像は、下の子が小学生の時に「犬猿の仲」のことわざの話をしていて描いてくれたものです。



#読み聞かせ #子育て #絵本 #動画 #一緒の時間 #昔話

















最後まで読んでくださってありがとうございます。文章にするのに時間がかかりすぎて、定型でなく、不定期になるかと思いますが、読んでいただけると励みになります ♪