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(連載)「私は・・・です。」 第2回【じぶん発掘調査隊】

こんにちは!
今日もご縁に感謝です。ありがとうございます。
関東は暑い1日です。みなさまお変わりありませんか?
今日もお付き合いいただき、ありがとうございます。


宿題の進み具合、いかがでしょうか?

第1回の宿題
「私は○○○です」
○○○に当てはめる文を20個、考えてみましょう〜!

どうでしたか?
20個書き出せましたか?

意外に20個考えるのって、大変ではありませんでしたか?

でもね、ほとんどの方、20個、見つからないです。
見つからないのが、普通なのです。
だから、落ち込む必要もありませんよ。
人は自分のことを言葉にするとなると、意外と言葉が見つからないのです。

でも、大変なんだけど20個クリアするのが
この宿題のいちばんのポイントなのでした。
20個書き出せた方は、おめでとうございます!
自分のことを深く考える時間を持ったのですね。
素晴らしいことです。

書き出した20個が、今回の内容を理解していくための貴重な「自分だけの教材」になりますので、そのメモはぜひずっと大事にしてくださいね。

実は私もこのワークを初めてやった時のメモを今でもずっと持っています。
このワークが自分を知ることの出発点だったのです。
実は私・・・初めてやった時、12個しか書けませんでした笑
なんと居残りになり、20個まで完成させたとき、充実感がありました。
そのメモを時折見返して、今の自分を勇気づけたりしています。

それでは、宿題メモをお手元にご用意して、次の章へ進みましょう。

解説の前に、ちょっと寄り道話。


さて、自分が書いたメモを見て、何か気づくことはありますか?
その気づき、余白にぜひ書いておくのがおすすめですよ。
一瞬の気づきって書いておかないと忘れちゃって、また潜在意識の中に沈んでいきます。
気づきって一瞬のもので、沈むとなかなか再浮上してこないのです。
私は、ふせんにどんどん書き出すようにしています。

人の意識って、自分で意識しているとわかるものは意識の中の10%だけなのです。
90%は潜在意識で、潜在意識は基本的に、自分でもあるかどうかもわからないものなのです。
一瞬の気づきは潜在意識から浮上してきたものの可能性も高いので、見つけた時にキャッチしておいてくださいね。

ちなみに、「言い間違い」は潜在意識が関係していると言われます。
と潜在意識のことになると、話がどんどん寄り道してしまうので
潜在意識については、別のところで、もっと深く解説する場を作りますね。

見つかった自分を2つのタイプに分けてみましょう。

それでは、宿題の解説です。

「私は○○○です」ワークは、自己認識について考えるためのワークでした。
自己認識には2つのグループがあります。

①外的自己認識

 外的自己認識は「自分が他者からどう見えているかの認識」です。
 例えば・・・
  ・私は人間です
  ・私は女性です
  ・私は親から見れば子で、子から見ると親です
  ・私は声が大きいとよく言われます
  ・私は手先が器用です
  ・私は家事が苦手です
 などなど、外から見てわかる特徴や、他者との比較や他者目線による認識です。

②内的自己認識

 内的自己認識は「自分自身についての認識」です。
 例えば・・・
  ・私は歌うことが好きです
  ・私は工作が好きです
  ・私は実はいつも心配事をしているのです
  ・私は強がりです
  ・私は根はネガティブです
  ・私はお腹が空いています
 などなど、他の人が見てもわかりづらくて
 でも自分自身ははっきりわかっている認識です。
 これが一般的にいわれる「自己理解」なのです。

2つのタイプのバランスに注目してみよう

それでは、あなたが書いた「私は」メモを先ほどの例を見ながら2つのグループに分けてみましょう。

2つのグループは外的と内的のどちらが多かったですか?

内的の方が多い人は、自分の内側から自分をみつめる機会が多い傾向です。
また、外的が多い人は、他者視点から自分をみる機会が多い傾向です。

この2つのタイプは必ず1人の人間の中に両立しています。
生きていく上では、双方が両立していることが必要なことなのです。

もしもどちらかに全部偏ってしまった方は
ぜひ次のワークをやってみてください。
ほぼ8割は外的自己認識に偏ることが多いので
やり方を外的自己認識の例で載せておきますね。

外的自己認識ばかりだった場合・・・
その内容をについて自分側から観察してみてください。
例えば・・・
(外的)私は声が大きいです → (内的)私は元気でいることが好きだからです
「外」があれば必ず「内」があります。その「内」を見つけましょう。
外的の文のあとに「それは〜だからです」と付けてみると見つけやすいです。

ひとりの人間の認識を図式に表したものです。
認識は「社会的認識」「外見」に代表されるのが外的。
「意識」や「潜在意識」は内的。
それがバランスよく共存して人間を形成しています。


自分を発掘する第一段階「ふだんスルーしている自分への気づきを大事にすること」

↑こんなふうに書くと「外的の方が多いのはよくないこと」と思ってしまう方もいるかと思いますが、そうではないのです。
内的認識は、みんなたくさんあるし、持ってるのです。隠れてしまっているだけなのです。
これまでの生活の中で、外的なものを自分の方から眺めてみる機会が少なかっただけだと私は思います。

お仕事やお勉強に没頭する時間が長かったり、会社や学校の理念で生活する時間が長いと表層の外的要素が強くなるのが普通です。それはよくないことではありませんよ。
自分に対して誤解をしないでくださいね。

今回は「私は」ワークでしたが、自分を取り巻くものをこれから少し「自分の方から眺めてみる」回数を増やすと、必ず内的自己認識が豊かになります。
今回のワークをきっかけとして、自分の見方を少しだけ変えてみましょう。
そしてその中での気づきを大事にしていきましょう。
しつこいようですが、気づきをメモすることもオススメです。

「知る」ということは不器用な自分にも出会うこと

自分を掘り起こしていくことは、ときどきむずむずしたり、器用にできなかったり、全然進まなくなったりするとおもいます。
他の人は楽しそうにゲーム感覚でできることかもしれないけど、私には楽しくできない・・・ということもこれから出てくるかもしれません。
そんな回は、お休みしましょう。
皆勤賞をもらう必要はありません。
自分に荷物を背負わせる必要もありません。

とはいっても、あんまり面白くないことをやっても意味ないと思ってるので、安心してください。

私は先生から、ある日こんなふうに言われました。
「利き手で自分の名前、書いてみて」
利き手で書いたら
「次に反対の手で、書いてみて」
利き手じゃないから書きづらい〜と言ったら
「自分を知るのって、利き手じゃない手を使うのと同じようなことだよ」と答えが返ってきました。

んー、そういうことかぁ。
無意識でいることを意識下まで浮かび上がらせて、それをキャッチしていくことなんだ。
そしてすこーしだけ時間は利き手よりもかかってむずむずするけど、必ずできることでもある。

ぜひ、次回も一緒にじぶんを発掘していきましょう。
よかったら、自分の名前を書くワークも、やってみてくださいね。
今回は宿題は、ありませんので、愛すべき自分の名前、書いてみてください。

次回(第3回)は週明け、7月10日(月)を予定しています。

今後の予定


基本的に週3回、月・水・金 の配信予定です。
週に1つ、宿題を用意して、それについて掘っていくという形式でやっていこうと考えています。
宿題をやっていただくことで、より内容が深まっていくと思います。
ぜひチャレンジしてみてください。

※あくまで予定ですので、多少ずれることもあります。ご了承ください。

それでは、今回はここまでです。
今日もありがとうございました。

あなたの幸せを、願っています。



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