結婚して７年目。この数年で私はパート主婦になり、週３日・時短で働くようになりました。自分の希望ではなく、今の職場の営業が少ないのでこのような勤務形態に。今までは週５日で働いていたので初めは「もっと働けるのにな〜」と思っていましたが、「最高じゃん」と気づくのにそう時間はかかりませんでした。
生活の負担は夫が大きくなりましたが、その分家事の負担は私が大きくなりました。そんな夫婦二人暮らしの家事事情を書いてみました。

スーパーの楽しさは譲れない

週３日パート主婦なので時間はかなり持て余しています。しかし自由に使えるお金は以前より少なくなりました。そのためスーパーでお買い物をするのが唯一の娯楽となりました。
夫婦二人で月に40,000円ぐらいの食費。一ヶ月でこんなにも大きいお金を使えるのは食費と家賃ぐらいでしょうか。年間だと約50万円！とても大きな金額になります。美容費・旅行費など娯楽費だとちょっと申し訳ない気持ちになりますが、生きるために必要な『食費』とゆう免罪符（？）で私のような主婦でも心置きなくお買い物を楽しむことができます。この特権は誰にも譲れません。

【料理】私９：夫１

スーパーの買い物の楽しみをほぼ独占しているので、買ってくる物はほとんど私チョイス。たまに夫も買い物に同行しますが、一人でゆっくり味わいたいのでほとんど一人で行きます。なので、家に何が残っているのかなどは私が把握しています。そのため、料理をする比率は私の方が多いです。
まぁ夕方には家にいますし、平日はだいたい家にいるので当たり前といえばそうなのですが。夫は料理が好きなので休日はパスタや餃子など、男の一品を作ってくれることもあります。

【掃除】私９：夫１

掃除はほぼ私です。家にいる時間が私の方が長いので自然とこうなりました。2LDKのお家なのでクイックルワイパーでささっと約10分くらい。二人しか人間がいないのに、数日で髪の毛がわんさか出てくる恐怖。洗面所やリビングを中心に念入りにします。気分によってはトイレやお風呂掃除もします。トイレはウェットタオルでささっと。100均のクエン酸で汚れをとっています。掃除をしたあとはなるべく綺麗でいたいので、夫が仕事の日を狙ってしています。だって掃除した後すぐに大をされたら悲しいですもん。お風呂は1分間置いて洗い流すだけの洗剤を。休日はウタマロでゴシゴシ洗うこともあります。排水溝はお風呂に入る前に綺麗にします。

洗面所は歯磨きをしながら鏡を拭いたり、ウタマロと雑巾で洗面台を拭きます。台所は食器を洗い終わったらウェットティッシュで綺麗にし、翌朝排水溝のゴミを捨てます。これらはルーティンになりました。

【洗濯】私９：夫１

洗濯もほぼ私。これには理由があって、洗剤特有の香りが苦手でお気に入りの洗剤を使いたいので私がするようになりました。友人夫婦は各々が自分のを洗っていると聞いたので、うちもそうすれば良かったなと思いましたがすでに今の生活に慣れていたので変えずに今も続行中。柔軟剤も苦手なので使っていません。
ちなみに今の洗剤は『シャボン玉石けん』です。生乾き臭もせず石けんの香りに仕上がるので、香りに敏感な方はどうぞお試しください。粉石けんだと黒色の服に石鹸が目立つことがあるので、液体タイプをおすすめします。

一時期は夫に洗濯干しをお願いしていたのですが、ブラジャーの干し方を知らなかったようで考えられない干し方をされたので全て自分で完結しています。子供ができたら正しいブラジャーの干し方を教えてあげようと誓いました。

【植物の世話】私０：夫１０

家には観葉植物があります。その管理は全て夫、私はノータッチです。私自身インテリアを彩ることにあまり興味がないので、夫が一人でできる分だけ買って欲しいと伝えています。

たぶん主な家事はこれぐらいかもしれません。
あとは俗にいう「名もなき家事」でしょうか。夫は優しい人ですが「なんでそれ気づかない？」グループの代表でした。お風呂にカビが生えようが、ゴミ箱がどれだけ汚くても平気なグループ。ガスコンロの油も、冷蔵庫の野菜のカスも、テーブルの食べこぼしも、電子レンジの汚れも、洗面台の水垢も、キリがないほど全く何も気にならないグループ民。
でもしょうがない。だって「なんでそれ気づかない？」グループの代表ですから…。おかげさまで、気づいて欲しいとも思わない境地に行くこともできました。

暮らしの安寧の鍵は私だ！

あれ？私の家事、多くないか？
薄々気付いていたけどやっぱりそうでした。でも、私ってすごいなぁ〜て思います。夫は私がいるおかげで人生の安寧を手に入れていると言っても過言ではありません。だって、私がいるから帰ったら料理が出てくるし、私がいるから洗濯物は畳まれてますし、私がいるから家の中は清潔なんです。
そうかぁ…私、天才やん。

確かにお金を稼ぐことも尊い。たくさんの人に笑顔を届けられる役割もすごい。子供をうみ、育てる人もすごい。全ての人がすごいし尊い。でもその全ての人と同じくらい、家族の健康を司っている人もすごいのですね。
世界中には私のような家事をしている人がたくさんいます。味方だらけです。そう思って、死ぬまで続く家事を楽しんでいこうと思っています。

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