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慎ましく。

なんだかここ5年ほど、人の思考に流されて自分というものが疎かになっていた気がします。誰かの成果を羨む事がそもそも違っていると。
「貴方は貴方なんだから」「自分を大切にしなさい。」とそういう声が心の中で響いて、昨日はそう思わせるきっかけがあって、私にとっては日常の一部だったけど、心が騒いでいたんだなと今日あたらめて感じた出来事でした。

生理中は何かと体の中のホルモンとか水分バランスが乱れて頭痛といい、なんだか体と心が釣り合わないそんなアンバランスな不安定な中、心がすっきりしないと思いながら生活していると色んな人の功績が羨ましく思ったり、他者の自慢話に悪態をつきたくなるような心境に迫らせたりと、我慢することが多くて、この感情はなんだろうと冷静さを保つのにどこか必死でした。
飲みたくない痛み止めを飲んで、痛い右目の奥を抑えて、早く終わってほしいと心の中で願いながら、水の中に沈んでいるかのような体と心。

沈んでおりました。

正確にいうと5年くらい沈んでおりました。

でも、少し浮上して来てたというか、自分の好きなもの自分が求めているものを再確認できたようなそういう心境です。
「慎ましくありなさい」そう脳に浮かんで、それが私の求めているものなのかもしれないと思いました。シンプルに、余白のある生活。
静寂の中に、お香の香りがして、風が通る。光と影のバランス、そういう世界に佇んでいたいと思うような世界を感じました。

「流されやすい。」それが自分にとっても一番避けたい。

時代や、文化、風潮に流されやすい。
自分というものをもっと強く持ちたい。そういう思いが込み上がってきて、自分のことをもっと信じてあげようと思うようにしなきゃと。
今日は、脳裏に浮かんだ「慎ましく」が私を取り戻してくれたような気がしました。もっと出かけないとなと感じた出来事でした。
人の感情に流されず、自分を持ち続けていきたいと思います。

修行が足りませんね。

今日もご愛読ありがとうございました。
精進します。

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