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私、何をしているんだろう。

今日もいい天気。ここ最近秋晴れでいい天気が多いです。雨が降ると寒くなるので、今日は朝から布団を干して冬支度の準備もしなきゃと思っています。

暑がりの家族の分はもう少し経ってからでもいいかなと自分の布団だけお先に。

私はアーティストとして活動していて、主に画家として活動しているので絵を描くのが日常茶飯事ですが、たまに描くのが面倒くさくなってしまう時があって、展覧会の予定もないし自分でどこかのギャラリーに予約を入れればいいだけなんだけどそれすらも面倒くさくなってしまって。でも作品はちょいちょい作るので増えていくのですが、日々生み出している作品に対してこんなに「物」が増えていくことの罪の意識を感じてしまうのです。

地球規模で考えると、モノが増えることでまた環境破壊につながる気がして
絵を描く=モノが増える そんな風に考えてしまう時があります。音楽家なら音楽を奏でるための楽器があれば活動できて、部屋も汚れたりしないけど、画家は描くスペースだったり絵の具、キャンバスなど物が多い。
水を使って絵の具を洗ったりして、それをしているときに環境を汚しているって意識になってしまって、どうしたらいいんだろうっていつも考えてしまうのです。

それはきっと環境というものを意識し出して、地球を守りたいと強く思うからだろうけど、何をしたらいいんだろうっていつも考えてしまう。
これからの世界はぶつぶつ交換とか、自分のスキルを活かした生活にシフトするようですが、生きていくためにスキルが私にはないなぁと思って。

火さえもまともにおこせないダメっぷりさに自分で呆れてきます。
川に行ったら釣りができるとか、薬草が分かるとか、自分で畑を持って野菜を作るとか、生きていく上でのスキル。私は田舎出身だけどそういうスキルは何も身につけてこなかったなぁ。

父は、蜂ぼいと言って主に「いもばち」をとって食べていました。
男の遊びというか、蜂にこよりをつけた餌を持たせて山の中に入っていく蜂を追いかけて何分で戻ってくるのか計算して大体の巣の位置の目処しをつけて、巣の近くに行けばたくさん飛んでいるから巣が分かるのですが、そこに煙幕を突っ込んで蜂を気絶させてから巣をとるのです。仲間で集まって楽しそうにしているのを思い出しました。このくらいの時期だったり春だったりと蜂が卵を産んで幼虫になる頃の時期に合わせているんだと思いますが、父がとった蜂の子が炊き込みご飯になったり、唐揚げになったりと今ではあまり食べる機会がない蜂の子ですが、父たちは好んで食べていました。
そんな時代があったなぁと時々思い出すので、そういう自然に根ざした暮らしっていうのが今はできてないなぁと思うのです。

自然の中にいれば虫は当たり前にいるし、草木は常に循環している。
そういう当たり前の風景が当たり前ではなくなってしまって、私はここで何をしているんだろうって思ってしまうことが時々あって、もっと地に根を張った暮らしがしたいと思う時があって、二拠点生活ってものいいのかもしれないなぁと最近思うようになりました。

アトリエが欲しいとずっと思っていますが、まだどこに作るとか全く考えていないけど、田舎にあるといいなぁと。田舎生活の難しさは知っているので、利便性とかないし近所付き合いとか大変だけど、めんどくさいことも多いのが田舎だけど、人と人が助け合っていかないと暮らせないのも田舎ならではかなぁと思ったりと、、。

でも、なかなか難しいですが自分なりの答えが見つけられたらいいなぁと思っています。
今日も読んでくださってありがとうございました^^
いい日になりますように。


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