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故郷の思い出と重なり 郷愁を感じながら

一点一点思いを込め 時間を掛け 仕上げている
絵画教室の生徒さんの作品です。
たくさんの方々に紹介したい思いで講評し発表させて頂いています。
今後共よろしくお願い申し上げます。   絵画講師 若林 薫


奈良井宿を訪ねて   アクリル画  S20(72.7×72.7)㎝  KWさん



旅の思い出を描いた1枚です。  
旅行は普段の生活からちょっと離れて
非日常を味わえる贅沢な時間です。

そして 旅から持ち帰った思い出を
作品にして展覧会などに出品するのも
又 新しい人との繋がりを広くさせてくれます。
 
この作品は長野県の奈良井宿にある
古い宿屋の板塀を描いています。
その板塀に掛けられた大きな ほおずきが 旅人の目を引きます。

雨風にさらされて変色した板塀と
採れたての ほおずきの 対比が
時間の移ろいをより強く感じさせてくれます。

作者も古い板の間や廊下の有る家で生まれ育った経験をお持ちです。
故郷の思い出と重なり 郷愁を感じながら制作した事でしょう。
板塀の質感の表現も過去の体験があったればこその
再現だと感心させられました。

物を描くという事は どんな物にも興味を持ち
見て 触れて 感じて 覚えておくと真実味の有る作品が
描けるのだと思います。 
                   絵画講師 若林薫 評





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2024年アトリエ展が無事終了いたしました

フォロワーさんも足を運んでいただき本当にありがとうございました。
会場で、絵を鑑賞しながらの会話も時間を忘れ楽しく、又感想等頂き
今後の制作の励みにしたいと思います。
この記事にて御礼申し上げます。        若林 薫



「作品をご覧頂きありがとうございました。気に入って頂けましたら、
スキ・フォローなど頂けますと創作活動の励みになります。
よろしくお願い致します!」


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