呼び出し音が鳴り続けるのを聞きながら・・・
最近ではほとんど見かけなくなった電話BOX
その中でどこかの誰かへ電話する少女が描かれています。
作者は高校2年の男子学生です。
この作品から時代を少し錯覚してしまいそうです。
今の若い人達は公衆電話の掛け方を知らない人が多いと聞いています。
少し重い受話器を耳に当て
呼び出し音が鳴り続けるのを聞きながら
コードを握る手がちょっと緊張している感じも伝わって来ます。
そして 電話BOXの外を凝視する瞳は
友達との次の週末の約束なのか
親への少しばかりの嘘の混ざった言い訳の電話な