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新しい時代と日本の女神 #3 神社に通い、霊感を鍛える日々

個展「New Era ; The Japan Goddess」の制作までの物語を数回に分けてあげています。

 わたしkaoruがどうしてこのテーマで作品を描いたのか、それをお伝えできればと思います。

 前回の記事はこちら(#2 日本と神様の世界に出会うまで)です。

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◆神社に通い、霊感を鍛える日々

  蝶々さんという人のおかげで日本の神様や神社に親しむようになりましたが、もともと方向性が合っていたのだと思います。もっと深く学びたいと感じるようになりました。そんな時に出会ったのが、桜井識子さんという神仏について独自に研究されている作家さんでした。

  識子さんはその血筋で授かった霊感をご自身のたゆまぬ努力で磨きをかけられ、実際に神仏と交流して、その実像を一般の人に伝える活動を続けてこられました。
  わたしは識子さんのご著書やブログに書かれていることを通して、自分で神仏の世界を探求するようになりました。

  伊勢やなんとなくピンときたところなどの神社や聖地を訪ねてはその空気感、気ですね、気を感じたり、歴史を学んだり、祀られている神様について調べたりしました。でも大事にしていいたことはどこかでいいと言われているところを調べてそこに行くとか、最初に知識を詰め込んで出かけるということはせずに、なんとなく魂がひかれる場所へ多くの場合、ひとりで出かけてそこで授かる必要な情報や神仏からの歓迎のサインなどを自分の体感で学んでいくようにしました。

  伊勢の神宮、別宮などの各神社、奈良の橿原神宮、三輪山、京都の各神社(たくさんありすぎます!)、埼玉、東京の各地の神社、江の島、琵琶湖、厳島、静岡の富士本宮浅間大社、三保松原、岐阜の金華山、名古屋の熱田神宮、長野の諏訪、出雲、、、ざっと思い出すだけでこれくらいです。

  各地は本当に気が違っていてとてもおもしろかったです。伊勢はやわらかいけど神宮のなかはきりっとして、また出雲は膝より低いあたりに重心があるどっしり重厚な感じ、諏訪はバリバリとした野生の荒削りな感じがしました。

  このなかでも、わたしが気になって仕方ないのは海辺と島の関係、龍神と女神の関係でした。江の島や琵琶湖の竹生島、出雲・日御碕神社、そして極めつけは厳島。このタイプの聖地はエキゾチックな空気があり、決まって水辺に弁天さまか女神さんがいるように感じられるのです。そして次第に龍の気配などもわかるようになりました。

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◯女神のドローイングは意識せず、本当にたくさん描いていました。2016年くらい。

つづきます◆


Kaoru Solo exhibition 個展

「New Era ; The Japan Goddess (新しい時代と日本の女神)」

2019/11/15-11/29 @J-collabo org.(Brooklyn N.Y. ) 11:00-18:00

個展の詳細はwebsite

企画・会場についてはこちらをご覧ください。


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