雨の日曜日に大須へ。 雨の大須はホワイトバランスの難所。極彩色の電飾と看板、半透明のアーケード越しの雨空の光・・・実際の色にできるだけ近づけるようにホワイトバランスを選ぶ。訪れたことのないかたに、大須の雰囲気をどれだけ伝えられるだろう。
日曜日、桜を求め 阿寺渓谷へ。 翌々日の火曜日の朝、大雨があがった通勤路の公園は、カブトムシを獲りに行った夏の雑木林の匂いがした。 遠雷や 雨窓を打つ 夜半の床
猫がたくさんいる神社が、JR定光寺駅の近くにあると聞いて行ってみた。 境内には猫好きのかたが何人もいらして、餌をやったり お互いに話をされていた。自分は輪の中には入ってゆけなかったけど・・・ 今回とは逆に、猫を飼っている身近な人が、うちに遊びに来たことがある。 その人の家の猫は、餌をやる人のまわりをうろうろする程度で、家族ですらなかなか触ることができず、知らない人が来れば、出て来ず隠れてしまう。 うちの猫は、よその人が来てもまったく人見知りすることが無く、目が合った瞬
カメラを始めるきっかけになった上司が定年で職場を離れてから2年ほど経つ。真面目なことはほとんど口にせず、机のデスクマットには、仕事の書類のかわりに 「プロカメラマンが教える！知っておきたい写真のこと100」 が入っていた。 カメラは本体だけで50万円のキャノン。そのカメラでないと、自分がイメージする写真が撮れないと言っていた。撮った写真を、昼休みに皆に見せたり、自分のパソコンのスクリーンセーバーにしたりする。初心者であるにもかかわらず、私はその人の写真には、ちっとも感心す
朝ドラ「虎に翼」のロケ地の、名古屋市市政資料館（東京地方裁判所）と鶴舞公園の噴水（日比谷公園）。鶴舞公園の桜は今週末が満開くらいの感じ。年中今くらいの気候だったらいいのに。
雨の休日に大須へ
天気はいいけど風が強く肌寒い日に、出張で半日ほど外出した。 午前10時半ごろ、公園沿いの道を歩いていると、知り合って間もないと思われる若い男女が目の前を並んで歩いている。身なりもきちんとしていて、清潔感にあふれていた。 仕事を終え、午後3時ころその公園に戻ってくると、さっきの2人がベンチに座って話をしている。それ以上近づくことができずに話をする2人の距離に、互いの思いが伝わってくるようだった。 その公園の近くには 小さな駅と、駅に隣接した商業施設があるくらいで、昼食に入
私のアカウントはいわゆる裏アカで、フォロワーの中に実物の私を知る人はいないことになっている。いるのかもしれないが、優しいかたがたに恵まれているおかげか「あのアカウント、あなたでしょ」と言われたことは今までのところ一度も無い。 匿名でなければ言えないことがある。もしもいつか実物の私が知られ、私の投稿に不愉快な思いをされるかたがいらっしゃるとすれば、それは私の責任だ。 私が勤める会社に、一人の障害者がいる。学生時代に事故に遭い、後天的に半身に不自由が残った。 高校は自由な校
毎日酒ばかり飲み 三大疾病と認知症の道を着実に歩むが 大寒のころ詠める 雪の朝赤灯の列犬の跡 開襟の中学生に小雪舞う 街角に溶け残り汚れたるも 雪国育ちの我が冬景色
昨夜、近所のスーパーへ寄り、今年の「芸能人格付けチェック」の「海鮮チャーハン」の問題で、間違えたら「絶対アカン」食材として出された「ほぼカニ」「ほぼホタテ」「ほぼエビ」のうち、「ほぼカニ」と、食材には使われなかったけど、「ほぼタラバ」を買って帰った。 「ほぼホタテ」と「ほぼエビ」は 売ってなかった。ホタテとエビは冷凍で比較的手に入りやすく売れないからだろうか。「ほぼタラバ」は、生のままだとタラバには遠い味だったけど、加熱調理すると本領を発揮すると思われる。 もし料理が上手
正月明けの連休初日、ふと思いついて親戚の住む静岡へ。 この日の最高気温は、静岡が16度、名古屋は10度。下着に長袖の２枚でよかったのに、帰ってきたら風が冷たい・・・
12/21{木)の中日新聞の投書欄から。 - - ✂︎ - - - - - 自宅の日本庭園にドラム缶風呂を作り、仲間と年に数回、１日１組限定で体験入浴会を開催している。近くの温泉から買った湯を薪で沸かす五右衛門風呂。市の体験プログラムで紹介したら、星空を眺めながら 古きよき時代に思いをはせることができると親子連れに好評。いつかはドラム缶民泊をと夢は膨らむ。76歳。 - - ✂︎ - - - - - まだやってないことは たくさんある。 写真は、寒くなる前の週末に撮っ
人が簡単に死ねなくなり、年をとることが今ほど難しい時代は無いと初めて聞いたのは、自分がまだ20代のころだった。 歩いて5分の実家に独りで住んでいる母を訪れる際、自分に言い聞かせていること。 <無理をしない> 忙しい平日と休養で過ぎる休日。 実家を訪れる回数を無理に増やしても、疲れが蓄積するだけで続かない。 自分の気持が云々なんて言えない状況だとしても、言えない状況なりに無理をしない。 不機嫌な気持になってまで訪ねるのは 親も望まない。 <土産> できる範囲で構わないので
【選句】 取り入れた洗濯に蠅 冬の宵 【季語】 冬の蠅 【講評】 取り入れた洗濯物の間から力無く飛び立つ蠅に、自らを重ねているのであろうか。 ほかの家事はしても、洗濯物の取り入れだけはしないような夫とは、作者は正反対なのかもしれない。家族との力関係（最下位。猫の下）や 乏しい小遣いがうかがえる句である。 ＊ 写真はすべて換算400mm。全画素超解像ズームを使用。
取引先の新しい担当者と一緒に歩いていたときのこと。 「寒くなってきましたね」 適当な相槌をうてば、何の印象も残さず終わってしまうかもしれない。一歩踏み込もうと思った。 「三年くらい前から写真を始めたんですけど、このごろ寒くて出かけるのが億劫で・・・」 「・・・何を撮られるんですか」 「まあ、風景とか」 「風景だと、やはり長いので撮られるんですか？」 （！） 「写真を撮られるんですか？」 「いえいえ（笑）」 「だって、よくご存知ですよね」 「・・・昔、写真
少し気が早いけど、新年の目標について。 新年・新年度の上役の挨拶というのは だいたいが紋切型で 「みんなで力を合わせて一生懸命」 「ひとりひとりが、もう一段高いところへレベルアップ」 等。それに見合う対価の支払の話は一切出ないのが特徴で、聞いてるほうも 退屈を押し殺し無表情になる。 これに対し、今日ご紹介したいのは、数年前 実際に私が聞いた挨拶。 夢を叶える この「夢」は、仕事のことである必要はまったく無い。 ヨガを、手話を、カフェめぐりを始める。御朱印を集める。どん
