見出し画像

ひとり俳壇

【選句】
取り入れた洗濯に蠅 冬の宵

【季語】
冬の蠅

【講評】
取り入れた洗濯物の間から力無く飛び立つ蠅に、自らを重ねているのであろうか。
ほかの家事はしても、洗濯物の取り入れだけはしないような夫とは、作者は正反対なのかもしれない。家族との力関係(最下位。猫の下)や 乏しい小遣いがうかがえる句である。



写真はすべて換算400mm。全画素超解像ズームを使用。

ダイサギ


飛び立つカワウ


まだ幼いカルガモ


ナンキンハゼにハト 近所の公園で

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?