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桃屋のトムヤムクンの素を使って、スープとガパオ作ってみました

不動の人気「江戸むらさき ごはんですよ」。食べるラー油の大ブームの火付け役となった「辛そうで辛くない少し辛いラー油」。ごはんの友とは何か?を私たちに問いかけながら、その答えとしての食品をコツコツと出し続ける、桃屋。もう私たち、白いご飯と桃屋があれば大丈夫かもしれない。

などと思わせていた桃屋が、今年3月に満を持して発売した「トムヤムクンの素」。発売時には噂になりました。桃屋がなぜトムヤムクン?と驚きましたが、あの桃屋が出す商品に理由がないわけがありません。

…ということで、今頃なんですが、使ってみます。

ごはんですよ!などと同じぐらいの瓶のサイズ。とろっとしたチリソースみたいな見かけのペーストが入っています。内容量は125g。一人分のトムヤムクンに、このペーストを30g使うと書いてあるので、約4人分ですね。

作り方はとっても簡単。ペースト30gに水150gを入れて火にかけ、きのこ40gを加えて煮立ったら海老2尾を加えて火が通ったら出来上がり。調理時間10分とあるけれど、ひとり分ならそんなにかかりません。私はしめじとむきエビで、ペーストは瓶の半分使って二人分作りました。

もうできた!

調理の行程写真を撮る間もありません。

いろどりが欲しくて、リーフレタスをちぎって煮えあがる直前に入れてさっと煮しました。エビを有頭海老にしたり、フクロダケなどを使えばもっと本格的な雰囲気が漂うのでしょうが、あまり気構えないほうがいい気がします。

パクチーは店で値札を見たら一束398円、薬味には高すぎるということで却下。三つ葉を刻んで入れました。パクチー自家栽培したくなります。

食べてみて、納得。このスープ、白いご飯にちょうどいい味つけになっているのです。辛みもおだやかで、タイ料理の辛さやスパイスの風味に慣れない人にもすんなり受け入れやすい。実は家族がタイ料理が苦手なのですが、このスープは美味しいと食べていました。裏を返すと、本格的なタイ料理を望む方にはやや物足りないかと思います。

使い切れそうな分量も嬉しいところ。ふたり家庭なら2回で食べ終われます。一人でもこのぐらいならなんとか使い切れそうです。

さらに、スープだけじゃなくタイ料理の調味料やソースにもなります。そう考えるとトムヤムクンの素というよりは、味付けのベースに近いのかもしれません。サイトを見ると、ガパオやヤムウンセン、生春巻きのソースなど、どれも美味しそう。

詳しくはトムヤムクンの素スペシャルサイトで。
http://www.momoya.co.jp/tomyamkung/

オリジナルアレンジで、ガパオライス作ってみました!

鶏ひき肉と、刻んだたまねぎ、たけのこ、ピーマンを炒め『桃屋のトムヤムクンの素』を味付けで使います。フレッシュバジルを添えると簡単ガパオ。タイ料理独自の調味料やハーブを一から揃える必要がありません。

桃屋がトムヤムクンに手を染めた、ということは、タイ料理が日本人の食卓にそれだけ入り込んでいるということです。桃屋は10年以上研究開発をしてきたそうですが、実は10年、このときをじっと待っていたのかもしれません。

レトルトと違い一度に全部使い切らなくてもふたを閉めてしまっておけるのが瓶詰のよいところ。これまで市場にある商品と使い方がちょっと違うので、定着するかどうかは気になります。引き続き、ウォッチしたいと思います。

ちょっと遅ればせながら、現場からのレポートでした。

読んでくださってありがとうございました。日本をスープの国にする野望を持っています。サポートがたまったらあたらしい鍋を買ってレポートしますね。