見出し画像

極上クラムチャウダーを、旬の牡蠣でお手軽に!

今回ご紹介するのは、有賀薫さんのエッセイ集『こうして私は料理が得意になってしまった』でも触れられた牡蠣のクラムチャウダーです。スープレッスン向けに手軽に作れるシンプルなレシピに仕立てていただきました。牡蠣を扱うコツからクラムチャウダー作りのポイントまでご紹介しています。ぜひお試しください。

この記事は2021年cakes連載の再掲です。

さらりと作る、シンプルチャウダー

エッセイ集『こうして私は料理が得意になってしまった』の中で、子供の頃のクラムチャウダーの思い出を書きました。クラムチャウダーは貝の入った具だくさんの濃厚クリームスープ。あさりのチャウダーがポピュラーですが、私の母はいつも牡蠣で作っていました。具だくさんで手が込んだごちそうスープは、出てくるとちょっと嬉しかったものです。

今日紹介するのは思い出のクラムチャウダーの温かさはそのままに、非常にシンプルな具材で作る、スープ・レッスンらしい簡易版のレシピです。牡蠣、じゃがいも、長ねぎ、3つの具材を組み合わせて小麦粉いらず、牛乳でさらりと仕上げます。長ねぎとにんにくで作ったスープのベースがうまみを下支えし、ぷりぷりの牡蠣が、ほっくりじゃがいもとマッチするおいしいスープです。

手軽だけれど、ぜいたくな一皿です。ぜひやってみてください。

牡蠣のクラムチャウダー

材料(2人分)  所要時間20分

牡蠣 150g(加熱用のもの)
長ねぎ 2/3本
じゃがいも 2個
にんにく 1かけ
バター 15g
水 450ml
牛乳 100ml
塩 小さじ1/2
胡椒 少々
好みで 青ネギ、パセリなど

ここから先は

2,925字 / 13画像
この記事のみ ¥ 300

読んでくださってありがとうございました。日本をスープの国にする野望を持っています。サポートがたまったらあたらしい鍋を買ってレポートしますね。