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「音」と「カタチ」の不思議な関係

一言でいうと

聴覚と視覚はつながっている

活用シーン

自己啓発、マーケティング

内容

V・S・ラマチャンドランとエドワード・ハバードによる実験。

上の図形のうち、片方が「ブーバ」、片方が「キキ」と呼ばれている。この単語と対応する図形はどちらか?と聞かれる。
98%は左が「キキ」、右が「ブーバ」と答えた。
言語パターンをまだ習得していない、英語圏以外の地域に生まれた二歳児も同じ選択をした。

『EA ハーバード流こころのマネジメント――予測不能の人生を思い通りに生きる方法』スーザン・デイビッド

音が作り出すたとえば周波数なのかはわかりませんが「キキ」という音のシャープさは、どんな言語を持つ人も、そして言葉を話さない子供でさえ、鋭利なイメージの図形を選択させた。そして「ブーバ」というどこか丸みのあるマイルドな音は、やはり丸みのある図形をイメージさせる。

人はこういった音と視覚といったふうに、複数の知覚を統合して印象を得ていることが多いようです。本書においてはほかに「うるさいシャツ」という表現も上げていました。確かに、こまごました模様や色彩のシャツを見て、「うるさいシャツ」とか「にぎやかなデザイン」とか言いそうです。

一見分離されているかのような、五感は意外なところでつながっており、私たちはそのイメージで随分と動かされている部分があると思います。



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