成功しているファミリービジネスは、何をどう変えているのか?
※私が読んだ本の書き出しとざっくりした内容を書き留める読書記録です
はじめの一行
はじめに
本書の始まりは、ファミリービジネスとは何ぞや、というところからですね。
比較的まじめ系(なにそれ!?)ビジネス書ですから、まえがきもまじめです。
本書の内容
本書の結論
実は、本書の結論は、Amazonの紹介ページに出ています。
これをみて、何を感じますか?
私個人的には、厚生労働省辺りが出してそうな、「がんにならない〇箇条」みたいなものをイメージしました。
そういうものには何が書いてあるかと言えば、
・適度な運動を
・ストレスを避ける
・バランスの良い食事を
・酒やたばこはほどほどに・・・
的な感じですよね。
どれも当たり前と言えば当たり前で、一つ一つのことは頑張ればできそうな気がする。
しかし、実際やってみると結構大変って感じですよね。
なかなか腰が上がらないから、そういう行動が不足してるのであって、まさにそれが習慣になっているのだから。
先ほど提示した本書の「結論」もまた同様。
一つ一つ見れば、当たり前の事ばかりです。
おおよそ多くの人が想像していることがここに羅列されているのです。
だから「うんうん、わかるよ。わかるけど、できないから困ってんじゃない」という問いへの答えは本書にはなかったように思います。
学術的視野
本書は基本的に、過去の企業の事例研究がベースになっています。
つまり、内容はそこそこ学術的視野でみられています。
そうするとどうしても教科書的になります。
A社はこれでうまくいった。
そこから推察すると、こういう要素が必要らしい。
だからそれを獲得するよう目指そう。
内容がそこで終わるので、ちょっと物足りない感を私は感じました。
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