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体育が苦手すぎた

今日、スポーツ系のYouTubeを見ながら、旦那とスポーツの話をしていると、
旦那が「とび箱何段飛べた?」と私に投げかけてきました。

とび箱…

と、ととととととととととぅびばこ!!!!!

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すっかり忘れていた、あの忌まわしき記憶が蘇ってきました。

あれは小学6年生。5段のとび箱を飛べたら次の段階に進める、みたいな授業だった気がします。私は運動が苦手だったので、もちろん飛べず。何回もお尻をとび箱にぶつけていました。

先生は、「手でとび箱を押して、前に体を押し出すんだよ!」と教えてくれました。
先生に言われたことを素直に守る私。
「飛んだら手で押す。飛んだら手で押す。。。」そればかり考えていたら…
バキッ!!

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とび箱を押しすぎました。もちろんとび箱の硬さに手が勝てるはずもなく、バキッと音を立てたのは私の手です。
骨は大丈夫だったのですが、親指以外の全ての指を捻挫する、という特殊な捻挫となりました。全治1週間。指の第二関節から下が全て腫れ上がり、手を閉じたり握ったりすることができませんでした。

そして1週間後。再度跳び箱に挑戦した瞬間、「バキッ!!」
再度、親指以外全部捻挫。今度は全治2週間。まさかの2回捻挫で、跳び箱は克服できないまま、授業は終了しましたとさ…。

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その後も体育はどうしても苦手で、
バスケでドリブルをするとなぜか皆に応援されるとか、(多分ものすごく遅い)
バレーボールができなさすぎて先生から個人指導を受けた挙句、「うーん、しょうがない!」と言われるとか、
卓球の授業で「首を動かさないで目でボールを追うんだ!」と言われてもどうしても首が動いて笑われるとか。

体育の授業は、いつも憂鬱でした。


Twitterで、私と同じように体育が苦手だった人が
「体育はルールだけ教えて後は放置される」的なことをおっしゃっていて、非常に共感しました。
できる人を基準に、授業が進んでいっちゃうんですよね。
個人競技ならできなくてもまあいいやって感じなのですが、チーム戦になると必ず足を引っ張る側になってしまうので、プレッシャーになります。
「もう私にボールを回さないでください」と本気で祈ってました。
同じ境遇の人、いますか!仲間よぉ〜〜心の友よ!!!(笑)
できない人にもわかるように、コツを教えてくれればいいのですが、おそらく先生は1人1人に対応している時間もないし、私のようにバレーボールが極端にできなくて、みんなが試合している中、個人指導を受けてもできない人もいますからねw

高校生にもなると、もうできないことはわかっているので諦めの境地に達しておりました。私はどうしても下がってしまう体育の内申点をどうにか上げるため、

体育が苦手なのに「体育委員になる」ことにしました。

授業の前に先生のところに行って、準備の手伝いをしたり、終了後も片付けに協力したりして、「運動できないけどやる気はある生徒」と先生にアピール、無事に評価「4」をもらっていました。(バレーがある学期はさすがに3)

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今も体育に苦しんでいる同志の皆さん、あえての体育委員はおすすめです。体育委員の倍率が高くできない場合は、授業の進行や道具の準備を積極的に手伝うことで、評価は上げられますw
そして大人になると、体育の授業はありません。勉強したことは大人になっても役に立ったりしますが、スポーツ選手にでもならない限り、運動で評価されることはなくなります。体育がうまくいかないモヤモヤを、自信持って勉強にぶつけましょう!

しかし、小中高合わせて12年間体育の授業を受けてきたのに、いつまでも運動ができないままなのはちょっとどうなのよ、授業の意味あるのかよ、コスパ悪いのよって感じですよね。(恨みが深いw)
自分の身の丈を知ることや、世の中うまくいかないこともあると学ぶための授業だったと思い溜飲を下げています。

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