見出し画像

ごんすけ、女子プロレスを語るってよ。(スターダム編)

こんにちは。
ごんすけです。

昨日の続き。
女子プロレスについて。
(/・ω・)/

昨日は久々に観たOZアカデミーの感想を書きました。
その際に、危険な技の減少について触れました。
それはOZアカデミーに限らず、男女ともに最近のプロレスのトレンドのようなものなのですが…。
その逆をいくような団体がスターダムです。

〇スターダムとは

2011年に旗揚げした女子プロレス団体。
創業者のロッシー小川こと小川宏氏は全日本女子プロレス(以下、全女)で広報スタッフやプロデューサーを歴任。
全女を退社後は何度か女子プロレス団体を立ち上げたのちにスターダム(以下、スタダ)を設立。
スターダムは2019年に新日本プロレスの親会社であるブシロード傘下になります。
昨年と今年には、テレビやYouTubで人気のフワちゃんのプロレス参戦の受け皿になるなど、知名度、人気、規模、メディアの露出など女子プロレス業界の最大手の団体です。
一方で。
2015年には凄惨な喧嘩マッチとなった『世IV虎VS安川惡斗』が物議を醸し、2020年には所属選手の木村花さんが自ら命を絶つなど、ネガティブな話題の絶えない団体でもあります。

〇スターダムと東京女子プロレス

危険な技に制約をかけるのはプロレス界の大きな流れになっています。
何も危険な技を使わなくても観客を熱狂させる千両役者は大勢いるのだし。
女子プロレスで、その最たる団体は東京女子プロレスでしょうか。
そして。
その対極はスタダです。
よく、団体の規模的にライバル視される両団体ですが…。
ジャンルが全く別です。
頭から落とす危険な投げ技。
顔面を貫く危険な打撃。
それらを、是とするか、否とするか。
大きな違いです。

〇全女時代の悪しき仕掛け

スタダのファンの多くは、新日本プロレスの親会社であるブシロードがスタダを買収した際に流入した新日ファンが多い印象です。
多分その人たちの多くは、かつて起きた女子プロレスの悲惨な事故を知りません。
過激な攻防が原因で、幾人ものレスラーがこの世を去りました。

それだけではありません。
かつて全女では、裏方が選手同士の陰口をでっち上げて、リング上で感情をぶつけ合わせる仕掛けをしていました。
陰口を言われていたと思った選手同士は、現役中は口もきかない険悪な仲だったそうですが、お互いの引退後に話をした際にでっち上げだったと気が付いたと、何人もの選手が証言しています。

そんな仕掛けは選手たちに危険な技を躊躇なく繰り出させます。
危険な技の応酬と感情のぶつかり合いが観客を熱狂させた時代もありました。
エリート揃いだった全盛期の全女では命に係わる不幸な事故は起こりませんでした。
しかし、全女に対抗して過激な技を真似をした団体では…。
そのたびに、業界はプロレスとは何かを問い直しました。

〇悪しき仕掛けの副作用?木村花さんの孤立

その、悪しき全女イズムを引き継いでいるのでしょうか。
全女出身のロッシー小川氏が率いるスタダは、常にギスギスした対立構造がリング上で繰り広げられています。
あくまでもリング上だけの話かもしれませんが…。
世IV虎VS安川惡斗のようなガチの喧嘩マッチも実際に行われています。
それに。
木村花さんが自ら命を絶った際。
SNSなどで他の選手のコメントがコチラ。

直前に引退していた星輝ありささんのツイートが意味深です。
既にアカウントは消去されていますが、木村さんの炎上騒動にも触れています。
その中から気になる部分を…。


遠い人も近い人も本当に相手の気持ち考えろ
”遠い人”はSNSに書き込んだ人達?
”近い人”とは?

直接やり取りできる人間関係にしたって、SNSだって、掲示板だってなんだって伝わるんだよ
直接やり取りできる人間関係とは?

私は色んな意味で許さない
色んな意味とは?

あなたにされたことも、あなたを殺した言葉たちも許さないし他に身に覚えがある人もいると思うけど私はその人も許さない匿名の人たちも
”あなた”は木村さんかな?
「言葉たち」や「匿名の人たち」がSNSを指すなら、「他に身に覚えのある人」とは誰なのか?


何だか炎上騒動以外にも触れているような気がします。
後に木村さんと生前に仲が良かったとされるジャングル叫女選手はスタダを離脱。
とても闇は深そうです。

もしも仮に。
全女で行われていたような陰口のでっち上げがあったとしたら。
木村さんの痛ましい出来事はSNSの炎上だけが原因ではなかったかもしれません。

ソースが見当たらなかったので、不明瞭な話になりますが、海外の研究によるとSNSの炎上のみで自ら命を絶った人は少数で、殆どはそれ以前から問題を抱えていて、SNSの炎上はトリガーに過ぎなかったと

あの当時、スタダの内部で何が起きていたのか。
外側からは何もわからず仕舞いです。

〇選手は消耗品なのか

いずれにせよ。
スタダは客観的に観て、危険な技を放置して選手を消耗品のように扱っている印象です。
スタダで近年になって引退した選手の多くは、若くして引退しています。
肉体的にもですが、精神的に疲弊して去っていく。
恨まなくてもいい人を恨み、使い道がなくなれば消耗品としてポイ捨てされる。
それが、スターダムの現状に見えてしまいます。

〇まとめ

最後に。
スタダに関しては、ちょっとネガティブで嫌な事を書いてしまいました。
ただ、最近の流れを見ていても、何一つあの頃と変わっていない。
何なら、世Ⅳ虎(現・世志琥)VS安川惡斗の頃から何も変わっていない。
アメリカに留学した谷沢の試合映像を見て「まるで成長していない」と嘆いた安西先生のような気分です。

名指しで誰かを批判するのは好きではありませんが…。
放置すれば、いずれまた同じような事が起きそうで、敢えて名指しで書きました。
あくまでも、客観的に得られる情報からの憶測です。
何一つ、断言や断定するものではありません。
何卒ご留意ください。
(=゚ω゚)ノ

最後まで読んでくれてありがとうございます。
では、また。