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ごんすけ、「あなたに拍手の花束を」だってよ。(その2)

こんにちは。
ごんすけです。

東女の有コロ感想。
第3~4試合。
そんな話。
(/・ω・)/


○第三試合 乃蒼ヒカリ&角田奈穂&ラム会長vs愛野ユキ&らく&原宿ぽむ

これこそ東京女子プロレスな試合。
ゲスト参戦のラム会長は、ユキらくぽむと組むことが多いけど。
この日は対角に。
序盤は不思議な展開の連続で。
間合いだけとって引っ込む、ぽむちゃん。
らくちゃんとラム会長の謎の口論。
ラム会長はらくちゃんに手を上げられなくて、仲間割れ寸前。

それにしても。
長年プロレスを観ていても、毎度らくちゃんの試合には新しい発見があります。
ラム会長のツイートにもあったけれど、らくちゃんは天才。
いや…大天才。
常にフロンティアを開拓してゆきます。

イレギュラーな展開の数々も、ユキさんと菜穂さんのマッチアップでピリッと修正。
この二人のマッチアップって相性イイね。
名勝負の予感しかしません。
タイプは違えど、プロレス巧者の二人。
この二人のシングルが観てみたい。
もっと、もっと。
ユキさんにも、菜穂さんにも。
スポットを当ててほしい。
切に願います。

さらに、驚くべきは。
小学生でデビューした隠れベテランのラム会長の対応力の高さ。
ユキさんとのマッチアップでは本格派の凄みを見せます。
対応力の高いラム会長は東女向きの選手です。
甲田代表とのコネクションもあるらしいし。
レギュラー参戦すれば、また一つ東女が高みに昇れる気がしてしまう。

そして。
ヒカリとぽむちゃんのマッチアップも熱い展開に。
いつになく戦闘モードのぽむちゃん。
ぽむちゃんだって、キレキレな動きで魅せられるんです。
ごんすけにとって、ぽむちゃんも思い入れの深い選手の一人。
もっと、もっと。
上を目指して欲しい願望があります。
努力の人が報われる世界であってほしいんです。
ぽむちゃんが、それを望んでいるのであれば…ですが。

一方で。
ぽむちゃんの戦闘モードを引き出したヒカリ。
ヒカリのプロレス勘の良さ、インサイドワーク、流れや展開の引き寄せ。
ともすれば、見えにくい部分でのレベルの高さが際立っていました。
この部分に限って言えば、恐らく業界トップレベル。
見えにくい部分だけに評価は難しいけれど。
将来につながる魅力的な能力です。

試合はヒカリと菜穂さんのふりーWiFiによる合体技でぽむちゃんがフォール負け。
最近、東女ではタッグチームによる合体技が増えてきています。
ある種のトレンドと呼んでも良いのかも。
しかし。
この技の名前がわからない…。

コミカルあり、熱い展開あり。
これこそ東京女子プロレスな試合。
濃厚で、濃密な。
試合時間以上の充足感のあった見事な試合。
東女のエッセンスを見事に出し切った六人に…。
拍手の花束を贈ります。

○第四試合 水波綾vs宮本もか

アニキこと水波綾選手vs大和撫子ファイター宮本もかちゃんの試合。
入場からノリノリのアニキに会場は大盛り上がり。
険しい表情で気迫満点のもかちゃんとは対照的です。
お互いの気合の種類が、なんか違います。

序盤はアニキが完全にコントロールする展開。
必死に食い下がるもかちゃん。
中盤からは、もかちゃんが攻め上げる展開に。
髪を振り乱し気迫のこもった表情が絵になります。
もかちゃんのゼロ戦キックが決まり、会場の声援がもかちゃんに集中。
一進一退の攻防に観客の期待も高まります。
がっちりと、必殺の『羅生門』が入った瞬間、頭に「もしかしたら」がよぎりました。

しかし、百戦錬磨のアニキ。
羅生門を返すとアニキの展開に。
最後はダイビングギロチンドロップでアニキの勝利。
もしかすると、この試合。
もかちゃんが、今までで最も輝いた試合だったかもしれない。
もちろん。
アニキが引き出したからこそではあるけれど。
もかちゃんの中に、引き出せる力があったからこその結果で。
今日をきっかけに、もかちゃんが更なる高みに上るきっかけになったのではないか…。
ちょっと期待してしまいます。

激しい戦いを引き出したアニキと、それにしっかり答えたもかちゃんに。
拍手の花束を贈ります。


これが第三試合、第四試合なんて。
贅沢過ぎました。
会場で観れたことに感謝です。
次は、あの…巨大パンダの試合。
それは。
明日以降に書きます。
(=゚ω゚)ノ

最後まで読んでくれてありがとうございます。
では、また。

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