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おかげさまで11周年を迎えました!

2009年3月11日に創業してから、今日でちょうど11年を迎えることが出来ました!(登記は08年12月24日)

毎年思うことですが、本当に時間が経つのは早いなと。
継続力だけが取り柄だと思い続けていますが、そろそろ他の取り柄も欲しいところですw

さて、11年前ってどんな時代だったんでしょうか?
1年に1回の機会なので思い出してみようと思います。

2009年とはどんな年だったか?

前年後半にリーマンショックが起き、2009年は市場が非常に冷え込んでいました。マザーズに新規上場した会社数はたったの4社。昨年(2019年)が63社であったことから考えると、すごい冷え込みようです。2010年も6社であまり変わっていません。

ただ、ライブドアショックから右肩下がりで減っていたので、その影響もあるとは思います。

なんと、バブル崩壊後の日経平均最安値(終値)は2009年3月10日に記録した7054円98 銭だそうです。私はバブル後最安値の日に前職を辞め、翌日起業したということになります。すごいタイミングで起業したなとw

どんな船出だったか?

画像1

この写真は、そんな初日(3月11日)に撮った気がします。
資本金は50万円
前年(2018年)秋に、マンションを買ったこともあり、お金がない!
3月10日がボーナス支給日だったので、その日を退職日にして翌日起業をする形にしました。(確か2月6日が最終出社日)
と言っても、ボーナスも数十万だった記憶が。(貴重な資金)
24歳の若さだから出来た無茶な船出でした。

時代を感じさせるガラケーが映りつつ、敢えてのパイプ椅子w(一応低反発クッションで座りやすさ緩和)
自宅兼事務所で、この机は寝室にありました。なので、起きたらすぐに仕事するという生活。
最初の売上が入金されたらいい椅子を買おう!
と自分で決めていたので、それまではパイプ椅子。

ちなみに、パイプ椅子からいきなりバロンチェアのエクストラハイバックに出世を遂げております&未だに自宅で使っています。つまり11年もの。
よく見たら、青いミッキーのマグカップも未だに使っていますw
物持ちは良いようです。

当時の社名は、プラスアール

Evolution「+R」=Revolution
進化ではなく、革命を起こそう!
ということで付けた名前がプラスアールでした。
2017年の夏までプラスアールという社名でしたが、ブランド名認知を高める目的でカラダノートという社名に変更をしています。

見出し画像が当時のロゴな訳ですが、実はこれ、前職時代に非常にお世話になった先輩の黒田さん(現・株式会社PLAY 代表取締役社長)に作っていただきました!大社長になるお方に、(デザイナーでもないのに)何パターンも作っていただき選んだというなんともありがたいロゴです。小文字のRを昇竜っぽく表現してもらったというロゴでした。

初月の売上は・・・

初月の売上は、約700万円でした!
これが見えていたから起業しやすかったという事情も。
キャリア公式サイトの申請を成功報酬型で手伝うという、今では存在しないような仕事で日銭を稼ぎつつ、健康情報サイト(最初は禁煙からスタート)を立ち上げよう!としていました。ちなみに、初年度(3-7月の5ヶ月)の売上は1,380万円。1人企業にしては十分だったと思います。

小銭を稼ぐ力はあったのですが、その中途半端さがその後尾を引くことになります。。

期末を7月末にしたことは、今でこそ微妙だったなと感じますが、当時は1人企業で大きくしていくつもりもあまりなかったため”決算の作業を(暇なはずの)お盆にしよう!(&前職も7月末決算だった)”という理由で決めました。当然今は決算作業なんてしていません。
管理チームの皆さん、ごめんなさい。

その後を左右した最初の1年

市況が酷かったとかそんなことは一切覚えていません。
全然他のことで精一杯すぎたので・・・

起業後、旧知の知人にお金を貸してしまい、結果的に200万程度返ってこなかった。という事件も1年目に起こしています。
いきなりそこそこハードシングスでしたが、必死だったのであまり覚えていません。なぜか結構な時間を取り立てに使っていました。。
会社から私に貸付をした上で人に貸すという形を取っていたので、お金の動きが怪しくその後信用保証協会の審査に通らないというなんとも痛い経験もしました。2年くらいたった後に、借りられるようになりました。。

そして、その2009年夏。
その後株主&社外役員になってもらう穐田さんと出会いました。
そのことも含めたストーリーはこちら
色々なことに必死すぎたので、あっという間に2010年、2011年になっていた気がします。

11年はあっという間

もちろん経営者としては、”11年も経ってこの規模感か・・・”という悔しさはあります。
ただ、隣の芝ばかり見ても幸福度を下げるだけなので、
生きてるだけで丸儲け(継続しているだけで丸儲け)
と思うようにもしています。

11年は本当にあっという間です。
ふと気になって調べてみたら、前職のフラクタリスト(当時の社名)という会社は11年と3ヶ月で吸収合併されていたようです。(wikiより
存続期間だけはもう少しで抜けそうです!

リーマンショック後に起業したからこそ思うこと

日経平均のバブル後最安値の翌日に起業した身として思うことは、
”目先に必死になっていたら、市況がどうとか景気がどうとかは全く気にならない”ということです。

1人企業であれ、30人ちょいの企業であれ、ベンチャーには変わりなく、日々必死にやらなければすぐに飛ばされてしまうような規模な訳です。
コロナ云々関係なく、日々今の目標に集中する意識
それを作れないと、すぐに消えてしまいます。

まとめ

足元の市況でいえば、一気に景気が悪くなる兆候が出てきている訳ですが、イチベンチャー企業の立場でいえば、特段改まって対策をする話ではなく、引き続き必死にやる!それに尽きる!と思っています。

人より頑張ることなんてできない。
あくまでも秤は自分の中にある。
自分の限界をちょっと越えることを繰り返すことで、いつの日か凄くなった自分に気付く。
だから少しずつの積み重ねでしか、自分を越えていけない。
(イチロー選手の引退会見より)

12年目はどんな1年になるんでしょうか?
あまり色々なことは考えず、まずは次の打席に集中!
1打席ずつ必死にやった結果、たくさんのヒットを量産する。
この1年もそんな仕事を意識していきたいと思います。

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