こんにちは。殻月陽琴からつきひことです。
Vtuberになってゲーム配信してましたが、最近は3DCGモデリングや台本をお借りしてキャラクターに声を当てたり、声のご依頼を受けたり（休止中）。好きなことやってます。

私は二つの音声専門の病院を受診し、痙攣性発声障害 と診断されました。
簡単に言うと勝手に震えたり首絞めカエル声になります。脳のバグ。
この病気はまだまだ知名度が低く、同じことで悩んでいる人がいるかもしれないと思い、備忘録として残しておくことにしました。
病院によると思いますし、患者の症状も十人十色ですが、どんなことするんだろう？と気になっている方の参考にもなると嬉しいです。
※教わったトレーニング法を載せていますが、あくまで私の症状に合ったトレーニングを提案されているため、試される際は自己責任でお願いします。

こちらの記事は第五回となっております。
第一回はこちら↓

前回↓

レッツリハビリ

どうでもいいがトップバッターだった。
前回からのマッサージの頻度や何やってたかの確認。
マッサージはもう習慣づいてることを言うと、それはいいですね！と。
あとは毎回録音してるんだけど「あ」「え」でよく詰まることを伝えた。
「い」はどう？と聞かれる。いは別に気になったことないな…
伝えると、首をかしげられる。「い」は喉を一番閉鎖するうえ、尚且つ発音するなかで一番遠い場所にあるので発音が難しいんだそうで。
個人的に「あ」の方が喉締まるんだが…。

文章がたくさん載ってるファイルを取り出してきて、文章を読むテスト。
今日一で詰まったｗｗ「普通にしゃべる分にはあまり気にならないのにね？」と言われる。
「文を読むときだけ、なんだか奥に引っ込むような声になっちゃうのだよね」
「自分の言葉でしゃべってる時と文を読むときは同じだよ、変えない変えない」
どこかで意識が切り替わるのか、その状態になると音が引っ掛かりやすいようだ。

毎回恒例になってきた、やや後傾姿勢の状態で文章を読む。
そうするとお腹を使えるようになるのか、引っかかる回数が減る。
「つまり、お腹が使えてないってことなんだよね。使えるようになろう！」
今回はお腹から声を出す練習を重点的に行った。

あくびのように息を吸い、膨らんだ風船を縛るように口を閉じる。
ハミングし、後傾姿勢。キープ。
無理しない程度に吐いた後にお腹が膨らむように息を吸う。元の姿勢に戻る。
吐くとき、お腹を手で押し凹ます。みぞおちを張る。
猫背、ではないんだが姿勢が悪くなりがちなのでおなかがピンとまっすぐになるように意識。

声を出すとき、終わり際に音と同時に止まっているのが気になるらしい。フェードアウトするように、声の後に息が残るようになると良い。

次にストローでの練習。ストローを包むように口で挟み、ハミング。
前回息がストローから出ないものだと思っていたが出るらしい？でも、軟口蓋塞いだらストローから出なくないか？よくわからん…聞いたけど、聞いた上でよくわからんかった…
今回は水でブクブクしながら吐く練習もした。どうやら出し始めの段階にエンジンかかりすぎらしい。最初から最後までなるべく均等に息が出ていくと良い。
…汚い話をするんだがストローがだんだん唾液で滑ってうまく咥えられない。力も入れてはいけないのでしんどいｗで、耐えてたら力が入ってるといわれる….( ；∀；)難しすぎないか。

で、そのあとまた文章を読んで変わったか見たんだが、その時に
「口唇使い過ぎ。言葉って、舌と口の中の空間で作れるものだから。」と言われる。

えっ。えっ？

言語聴覚士さん曰く、発音は多少濁るかもしれないけど
極端な話、「あ」の口で「あいうえお」を言うことができる。唇が主軸になっていると喉に負担がかかるのだとか。

ここにきて学校でやってたこと裏目に出てる感じですか？口動かせって言われてきたよ？？
確かに口全く動いてないのに滑舌問題ない声優さん見たことあるけど！！
私どっちかってーと舞台系で！！
口めっちゃ動かしてきたんだよね！？
だめだったんだ！！

衝撃を受け色んな声が脳を駆け巡りつつ、　腹話術師さんは確かに口動いてませんもんねとか訳わかんないこと言った。

ということで、ちょっとまた研究してみたいと思います。とほほ
今んとこ舌中心に歌ったりすると籠るし噛むしで最悪です。
頑張ります。

フリートークもどき

※パソコンの「パキｯ」って音が入っちゃってますごめんなさい

一音伸ばし

ここで一番最初の一音伸ばしを聞いてみましょう（23年11月）

23年12月の一音伸ばし

前回の有料部分で書いたのですが現在試しているものがあって記録をとっています。
まだプラシーボの域を出ないと思っているため、これは効果出たでしょ、と思ったら公開しますね。

ではまた。