坂の上の小さな古本屋さんは、研ぎ澄まされた世界の入り口だった。
聴くエッセイも一緒に作ってみたよ。(良かったらチャンネル登録してくださいね)
伸び切った髪を切りに渋谷まで。
すっきり軽くなった頭で信号を待っていると、向こう側の古本屋が目に止まった。これまで全然気づかなかった。
屋根には 「詩集・文学書」の文字。
わたしは以前、詩集を作りたいと漠然と思っていたけれど、そういえば歌詞は書いても、詩集を読むということはほとんどしていない。
キュキュ、と音を立てるガラスの引き戸を開けて店内へ。
「すみません、看板の…、詩集、というのを見まして。詩を読みたいのですが、あまりに知らなくて…。金子みすずさん、茨木のりこさん、谷川俊太郎さんくらいしか。いくつかお見立てしてくださいませんか」
お店の奥に座るご主人に声をかけると、
「そうだねぇ…」
エプロンとメガネを直しながら、言葉少なに詩の世界の入り口へ案内してくれました。
きっと昔と今の情緒は違うでしょうけれど、出来るだけ昔の人の言葉がいい。美しい、忘れられた言葉がたくさん出てくるから。(読めない漢字がいっぱい。笑)
三木露風なんて「赤とんぼ」しか知らないな。 読むのが楽しみです。
渋谷・宮益坂上の中村書店。由緒正しいお店みたい。貴重な本もたくさんありました。人通りもあるから、足を止める人も多くいらっしゃいました。近くに行ったら寄ってみてくださいね。詩集も古本なら数百円。研ぎ澄まされた言葉の世界へ。
皆さま、詩集は読みますか?
好きな詩人はいますか?
良かったらコメント欄で教えてね。
(撮影許可いただいています。中村書店さま、ありがとうございました(^^))
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