フォトエッセイ「歌って、恋して、生きてやる」発売!
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私のwebshopから。ちょっと高くなるけどゴメンね。
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置いていないお店は注文が可能です。(タイトルと著者名と出版社があれば調べてもらえると思います)
優しい色合いの写真とデザインが嬉しい。
ずっと撫でていたくなるような、布のような風合いの表紙。紙って大好き。開いたところの内側の紙(見返し)は選ばせてもらったの。悩んだなぁ!
どんな方が読んでくれるのかな。
ワクワク、ドキドキです。
わーい!うれしいよーーう!
泣くー!緊張するーー!←落ち着け
出版のきっかけと道のり
「Karenさん、エッセイ書きませんか」
その言葉に「えーっ!?」とびっくりしたのは2021年の夏のころ。
ご連絡をくださった河出書房の河出さんはこの記事を読んでくださったそう。
「自分のマイナスのイメージになってしまうかもしれないことを、勇気を持って書ける人は少ないんですよ」
そう言ってもらえてとても嬉しかったけれど、自信なかったの。自信なんて全然ないけど……、でもやってみよう。と思った。
このことはいつか表に出したいと、ずっとずっと思っていたから。
幼いころと、大人になってからの2度の性被害は、わたしの心に大きな影を落としました。人生の時間のほとんどを、そのトラウマを乗り越えるために使ってきたといっても過言ではなかったの。
だからこそ、怖くもありました。
どんなにもがいても、乗り越えられずにいたもの……。今は随分と生きやすくなったけれど、「もう大丈夫」と言えるのかというと、ちょっと違うかもしれない。
消せずにいる傷の "抱え方" を少し覚えた、そんな感じです。
暴露本ではないの。
でもどんな反応が返ってくるんだろう…‥って不安だった。たくさんの方の協力で作るもの。1人じゃない。きっと大丈夫。
今だから書けることがある、きっと誰かに届くはず。そう覚悟を決めました。
試行錯誤しながら、何度も書き直しました。
混沌とした気持ちを削ぎ落として、約2年? こんなに長期になるなんて、思ってもみなかったよ〜!!笑
わたしが前を向いていく、その心の動きを感じてもらえたら嬉しく思います。
いっぱい掘り返して向き合って、苦しかった時期もありましたが、とても楽しかった。
必死に向き合って、いまこの時、精一杯、表わすことができたと思っています。
支えてくださった方々がいるからこそ、書けました。本当にありがたく、しあわせなことです。
思いが溢れて長くなってしまいそう(笑)
1つ1つのお話は短めで、さらりと読めるようにと書きました。
真面目な体験談、ゆるりとした日常の過ごし方、何気ないこと。制作のきっかけは辛かったお話しだけど、色々なエピソードを書いています。
わたしにとってはそれは自分のことだから、皆さんが何か感じてくれるようなことが文章のなかに潜んでいるのかは、まだ分からないのだけれど。
写真もたくさん入れていただきました。
地元の風景が多いかな、大好きなお店にも協力してもらったの。楽しくリラックスした雰囲気が、文章の間の空気感を繋いでくれていると思います。
そうそう、大好きな音楽仲間3人ににミニコラム書いてもらったりもしてる(^^)ふふ
もし同じようにもがいている方がいたなら、その背中に優しいそよ風がそっと手を添えてくれるような、そんな何かが、あったら嬉しいなと願っています。
キレイでいられる時ばかりではないね。
でも1人じゃない。大丈夫。
どんな時も、ゆっくりゆっくり、ちょっとだけ自分を愛していけたらいい。
超ポジティブじゃなくていい、ちょっとだけのプラスでいられたら上出来だから。
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