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【メンタル疾患】妊娠初期のメンタルの保ち方、コウノトリを読まなくていい理由

発達障がい(神経発達症)、それに伴う精神疾患を抱えながら妊婦となった私(精神障害で妊娠するなという声に対しては別記事を執筆予定です)が実際に行ってきた対策まとめです。




妊娠初期は不安の連続

妊娠検査薬陽性後の不安

嬉しいと同時に、まずは【正常妊娠であるかどうか】の不安があります。
この時点では、パートナー以外に言えないため、不安をひとりで抱えることになります。
わたしの場合は、産科が混雑していて二週間先まで予約が取れず
その間腹痛が起こると異所性妊娠が頭をよぎったりして眠れなかったり、かといってむやみに眠剤を使うのも気が引け、不安の日々を過ごしました。
長年精神科薬を常用していたことも不安を助長させ
何かと悪いことを想像して検索したり負のループにはまりました。笑

正常妊娠確認後も…〇週の壁に不安

過去に稽留流産を経験したこともあって心拍確認をしても拭えない不安。
12週までは流産の可能性も十分にあり毎日が心配で頭がいっぱいに。
ただ、12週までの流産の原因はほとんど赤ちゃん側と言われているので、なにかあっても自分を責めないようにしようと決めていました。


襲いかかる不安に対してできること


コウノトリを読まない

おそらく妊娠を経験した人のほとんどが、「読んだ方がいいよ」と勧められるであろう漫画。
わたしも読もうとしていました。
主治医が、不安になりやすい人は読んじゃダメ、読みたいなら産後がいいと。
確かに感動するし、出産は奇跡だと改めてしれるとてもいい本ではあるけれど、本当にレアなケースの寄せ集めで、バットエンドも含む。
実際は描かれている状態になっても回復したり問題なく成長することがほとんどだけれど、それが描かれていないから鵜呑みにして不安を煽られて、ストレスになってしまったり前向きにお産に臨めなくなってしまう人もいるようなので、読むのは自己責任で、慎重に。
今のところ読んでいません。
そもそも不安になりやすかったり心配性な人は自らショックな情報を取りに行ってしまったりもするので、読む必要はあまりないかもしれないし
むしろネガティブ情報を検索しない努力をした方がいいかもしれません。

例外として、妊娠・出産に知識があまりないパートナーや家族が読みたがったら読んでもらうのはいいと思います。
詳しい内容は聞かないように。
メンタルの強い人や内容に流されない人、読むことで励まされる人はおおいに読んで大丈夫なはず。

読むならたまごクラブがおすすめ。
付録がいらない方はキンドルがおすすめ。その分少し安く購入できます
私はキンドルにしました



赤ちゃんの生命力を信じる

主治医にも産科の先生にも夫にも言われたのがこれ。
自分が思っているよりも赤ちゃんは強く、確かに存在している。
「信じる」訓練にもなるので、まずはここから始めてみるのがよいとおもいます。

不安になりすぎない

とにかく、これまでの日常生活のすべてが不安になりました。
これはしていいのか、食べていいのか、今階段小走りしたけどよかったのか、重いもの持ってしまった。
などなど。
基本的には絶対に避けた方がいいこと(アルコールとタバコ、薬)以外はそこまで神経質にならず、気を付けていれば問題はないそうです。

先ほどの妊娠初期のたまごクラブに、食べ物チェックシートや、行動のQAなどが分かりやすくまとまっているので参考になります。

心が落ち着くことをして、考えすぎない

考えすぎによるストレスは母体にもよくないので、音楽を聴いたり好きな動画を見たりゆっくりお風呂に使ったり、寝たり、リラックスの時間を意識的に作るとよいですね。

話せる人に話そう

妊娠初期は周りに報告もできず、愚痴や不安を話せる人が少ないのが大変なところだと思います。
パートナーはもちろん、各自治体でも妊婦の不安や悩み事の相談に乗ってくれる場所があります。
積極的に利用してひとりでため込まないようにすること、相談しなれておくこともとても大切なスキルです。

さいごに 


わたしは妊娠中専用の日記をはじめました
不安なこと、赤ちゃんへのメッセージなど綴っていると少し気持ちが落ち着いたり、生命力を信じる訓練にも役立っています。使っているダイアリーはこちら


アナログでなくてもトツキトオカなど日記をつけることもできるアプリもので活用してみるのもおすすめです◎



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