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精神科閉鎖病棟入院・そのいち。

ちょっと間があきましたね。見てくださってる方、ありがとうございます。


さて、2019年末あたりから処方薬のODが始まった私ですが、その時点で外来では管理できないのと一人にできないのとで、入院を強く勧められました(実は障害者枠で採用しておきながら、障害者として働く権利を奪った大企業を辞めた後の鬱のひどさに、8月時点でも勧められてました)

結果、連日起こる何に起因するのかわからない発作(2~3時間)があまりにひどくて辛くて。4月に入院することになりました。

おりしも世の中新型コロナで大騒ぎのときです。入院する前にいきなり胸部CT撮られました。胸部レントゲンではいかんかったのか(笑)


入院する前に大慌てで大事なことをしました。社会保険の限度額適用認定証の申請です(申請書が届けば協会けんぽから3営業日で発送してくれます。国保の場合は役所の国保課へ)

この話をする前に、高額医療の還付金制度をご存じでしょうか?世帯収入によって上限は変わってきますが、ある一定の額を超えて支払った医療費(食事代・差額ベッド代などは除く)が後日還ってくるという仕組みです。

しかし、この制度を利用すると、例えば1か月に100万円かかったとしたら、還付されるとはいえ、一時的に100万円を支払わないといけないのです。しかも、還付の手続きを毎月取らねばなりません。

お金が有り余ってる方なら別にいいのでしょうが、うちは庶民なので一時的にとはいえそんな額払えません(100万は例えなので、実際そんなにかかりません)


その手間を省いてくれるのが「限度額適用認定証」なのです。


申請時に期間を記載せねばなりませんが、最長の1年にしておくと安心です(組合になると、未定、と書くこともできるみたいですが。組合の保険証は派手だったわー大企業すごいなぁ)また、1年が経っても再申請ができるので、やっておくとめんどくさくないです。

この認定証には区分が5つあり、どの区分に入るかで自己負担額が変わってきます。つまり、高額医療の還付で還ってくる額を差っ引いた金額を窓口に支払えばいいので、一時的にとはいえ高額な医療費を支払わずにすむ、ということです。入院する方はぜひご検討を(笑)私はやっておいてよかったと思います。


入院して、差額ベッド代が食費より安かったので個室にいた私ですが、当然のようにあるのはベッドと一般の病院のテレビを置いてある台の、テレビがないバージョン(兼ロッカー)のみ。トイレも個室なのでありますが、カーテンもなし。まぁ、誰もこない時間に使えば問題はないですが、回診のときはアレですね…大きい方をした直後だったら泣けます…

お風呂は私は介助が必要(というか、過呼吸を起こすことを心配されていた)ということで、週に2回、看護師と他の入院患者と入ります。生理で入れなかったり、しんどすぎて入れなかったりと、何度か入る機会を逃しましたが、まぁ、おおむねきれいなとこでした。もめたけど(笑)


入院して思ったことは、「精神科の看護師って頭おかしくない?」でした。


まず、患者をだまくらかして個室を移動させようとする。

何が偉いのか知らんけど、偉そうに「移動先の部屋の方がキレイ」だとか、「トイレが別についてるし、カーテンもついてる」だとか。別にトイレむき出しでもなれたし、面会もないから構わない、移動するのがしんどいと断ると、いや実は…と話し始めたのです。

通常の総合病院ではベットの頭の上あたりに普通についている、酸素とか吸引とか空気とかのアウトレットがないんですよね。個室の2部屋についてたらしく私が放り込まれたところが該当。コロナの関係なのか、それが必要な患者がきたときのために、この部屋を出てもらいたい、というのが本筋のようでした。

だったら、最初からそう言えばいいじゃない!?と私はブチ切れ、うそをついて移動させるとか最低すぎる、患者を馬鹿にしてんのか、と詰め所に突撃(iPadのメモに書いて読めや!って突っ込んだら、iPad4時間くらい返ってこんかった…)

結果。病棟責任者が謝罪にきました(笑)

うそをついたことは申し訳なかった、偉そうなのは接遇がなってないから、とか言いましたが、「接遇って言葉、私が臨床にいた約20年前にはすでに言われてましたけど、地方は違うんですか?それとも精神科がおかしいんですか?」と言うと、だんまり。

その後も廊下でぶっ倒れてた私に、「どしたん、しんどい?」とか声かけてきた看護師を呪いたかったし(倒れてるのにしんどいもくそもないわ)、人の心理検査の結果を勝手に見て(いや、受け持ちらしいから見てもいいんだろうけど。受け持ち看護師とあった回数5回以下だけどな)、「私もそういう性格だからわかる」とか言われても腹立つしか思わないし(だってその看護師は障害者じゃないもの)、ぶっ倒れて個室に運び込まれて、血圧と体温とサチュレーションだけ測って、異常なければ放置、というのもどう考えても頭おかしい。普通、ナースコールを手に握らせるなり、枕元に置くなり、ちょっと時間おいて様子を見にくるなりするのに、一切なし。

もう、キレそうだったので、今度は書面で詰め所に突きつけました(iPhoneにPDFで保存済)

結果、一番最後の放置が大問題となり、医師・看護部長を巻き込んで、トップダウンで指導が入りました。実際、私は息ができなくなって、苦しい思いをしたので。


イライラと言えば、リスペリドン内用液が頓服で効果があるとのことで、私も処方してもらっていたのですが、夜寝る前にイラっとすることがあって、「イライラして眠れないので、頓服ください」っていうと、今日は一包飲んでるから出せないの1点張り。ただでさえイライラがピークだった私は、「じゃあ、壁殴って頭ぶつけて叫んで物を投げまくって暴れます」と告げ、去ろうとしたら、「それでイライラが収まるのか」と聞いてくる。

また頭おかしい看護師か、と嫌になり、「収まらないでしょうね、痛いだけで。でも薬くれないんでしょ?じゃあそうするしかないじゃないですか」 と。

個室に帰ってとりあえず物にあたりまくってまくら殴って放り投げて、眼鏡もぶん投げ大声で喚き散らしました。だってそうしなかったら死にそうだったから。

しばらくして、さっきの頭おかしい看護師がやってきました。

「当直の先生に許可貰ったけど、薬飲みますか?」

……やっぱりこいつ頭おかしいんだな、と思い、「飲もうと思ったからくれって言ったんでしょ?出してくれなかったのはそっちの方。飲みますか?っていう質問が、まずおかしい」と、ここでもイライラアップ。

最初っから許可貰うとかいう選択肢はなかったのか。透析室では待ったなしの状態になることがよくあるから、事後承諾で必要なら薬使うし、速攻で医師に点滴の指示貰ったり、処方の指示、処置の指示貰うのに、精神科は違うのかと。ひどく、疲れた瞬間でした。


そんな感じで、半数以上の看護師が「……?」という感じで、「エンシュアリキッドはバニラ一択!」というのもどうなんだよ、と思いました。一通りの味は飲んだけど、コーヒー以外は無理だったわ。コーヒー味1日一本生活してたから。話の通じる看護師は大体よその科経験者で、精神科一本でくると頭おかしくなるみたいです。

ただでさえ身内にイライラするのに、入院して高い金支払ってイライラするとかどうなの、と、退院日を前倒した次第です。


これが入院概要。細かい話はいろいろあるけど、読みたい人はいるのでしょーか(笑)

長々とありがとうございました。

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