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太陽が牡羊座へ:3分割傾向と神話ご紹介/お誕生月おめでと

2022年3月21日春分
そしてここから太陽が牡羊座に入ります。
牡羊座の皆さん
お誕生月おめでとうございます。

ということで今日は星読み
牡羊座特集です。

Standfmでの音声配信を
テキストにしたものですが
よかったら牡羊座以外の方もおつきあいください。

それでは今日もまず神話からご紹介します。


牡羊座~金色の毛皮の羊の神話

金色の毛皮のおひつじ、
それが天に上ったのが牡羊座です。

昔、テッサリアと言う所に
アタマスとネペレ―という王様とお妃様がいたそうです。
二人の子ども、兄と妹がいたそうですが、
夫婦仲がよくなくなったのか
アタマスはネペレーを離縁して
イーノ―という妻に迎えました。
前妻の子どもは兄がプリクソス、妹がヘレーといいました。

2人は父である王と後添えのイーノ―に育てられていましたが、
やがて自分にも子供ができるとイーノーは
王位継承問題でてきますから、
前妻の子どもが邪魔に思えてきました。
何とか亡き者にしょうとします。
この辺は、日本でも戦国時代とかにも
よくある感じのお話です。
けれどその方法が、神話ですからいかにもそれっぽいのです。

後添えのイーノ―は、計略を練りました。
そして、秋の種まきの前に、種籾を火で炒ったそうです。
何も知らない農夫たちによってそれはらは蒔かれました。
でも、炒られた種なので当然、芽は出ません。

そこで王様のアタマスは、
不作の原因と解決策を教えてもらおうと
ご神託を得ようとします。
神話の時代らしい選択ですね。

けれど、それを利用したかったのが妻イーノ―です。
ご神託を伝える人を取り込んで
前妻の子のプリクソスとヘレーを
ゼウスの生贄にすれば凶作がやむだろうと!!
と王に伝えます。

更に、王様が嫌だと言わないように、
さっさと国民にも広めてしまう周到ぶり。
民衆が皆で「早く生贄にしろ!」と責めるのです。
私は何が怖いって、実はこれが一番怖い気がしましたけれど…

そこで、仕方なく王様は
生贄の祭壇というのがあるらしいですが
そこに我が子を乗せました。

そして、あわや!!と言う時!!
なかなかドラマティックですね。

2人の体が金色の霧雲に包まれました!
そしてそれが晴れた時、ふたりは祭壇から消えていたそうです。

諸説あるようですが、
この霧雲は、実の母ネペレーの力。
彼女は雲の精だったというお話もありますが、
ともあれ、そんなことで不思議な霧雲が現れて助けたのです。

実はペレネ―は、これより先に
二人のこどもを助けてくださいと
ゼウスに頼んでいたのです。
そこでゼウスといつも一緒に行動をしていた
伝令の神ヘルメス(前にもお話に出てきましたが)
彼が天架ける金色の羊を遣わしてくれて、
兄妹を天空へと連れ去ったそうです。
助かったんですね。

まあこの後、途中で妹が海に落ちたりして
その海域に名前ついたりもするのですが、
面白いのは、
ヘルメスが遣わしてくれた羊だったのに、
助けてもらった兄が感謝のしるしとして
ゼウスに捧げたそうです。

そこでゼウスが天にあげて星座
牡羊座になったそうです。

でもここで私は
あれ?誰のモノだったのかな?と
ちょっと思ったりしたんですけれどね。

それはさておき、ともあれそんな展開で、
そして、羊の毛皮は地上に残るんです。

妹は海に落ちましたが兄プリクソスはそのまま逃げ、
住む国を探しました。
そして、親切に受け入れてくれる国に至ります。

ここで兄は、国王に親切にしてもらったし
更にその娘と結婚したりして…

なので、その国の王様アイエテスに
その金色の羊の毛皮を贈り
王様はそれを国の宝にしたそうです。

実は続く金色の羊の毛皮をめぐる戦い

そして実はその後、
この金色の羊の毛皮を巡っての
英雄の冒険談としての、別の神話があるのですが、
もう牡羊座はt天空にできているので
今日はここまでにします。

ご興味ある方は、アルゴー号の冒険とか探検と
言われてますので調べてみてください。

なんだ~あんまり牡羊座の傾向と合う所がないような…
主役だけれど、何かしゃべったり、
自分で動いたりしたわけではない羊なので
ぴんと来ないと思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。

確かに、このエピソードだとそんな感じがします。
でもこの後の羊の毛皮をめぐっての冒険とか
英雄、戦い、というような、
前進して切り開く物語の方が
お話自体が、牡羊座らしいなと思います。
牡羊座は、いざ冒険に出発!というイメージの星座です。

牡羊座の神話らしいと思う所

でも今日のお話でも個人的には、
実はこの金色に輝くという所は
とても牡羊座っぽいと思います。

そして牡羊座はエレメントは火に属するので
本質は違うのですが
兄妹を包み込んだ霧の雲から
つながって天空のぼる感じは
牡羊座にぴったりな気がします。

何が根拠だったかわからないけど、
でもそのひらめきや直観の先に
素晴らしいアイディアがあるという感じ、
イメージは近いかなと思います。
霧や雲はつかめませんからね。
でもいつの間にか新天地、
新しい答えを得ている感じです。

牡羊座の特徴

象徴の数字は 守護星は火星

こちらはギリシャ神話では戦いの神アレスですし
かの美と愛の女神アフロディーテの愛人
若くてハンサムな恋人という存在です。
というのもアフロディーテは既婚者ですからね。
情熱的な星、想いのままに、
スピード感や個性、躍動感
挑戦という目的があるとイキイキする守護星です。

キーワードは I am 我あり という感じでしょうか。

前の魚座は水の中で、
しかも母と息子が結ばれていたように一体感がある
状態でした。胎内、羊水のようでもあります。

言うなれば、境目がない状態から飛び出して
自分独りとしての活動をしたい、
自分という個を確認する牡羊座。

強気なイメージを持たれることが多い牡羊座です。
星座の中のトップランナーですからそれもそうなるでしょう。

でもそれでいて、案外、
自分をリードしてくれる人、自分より強い人はいないかな、
甘えたいな、頼りたいなと、
そんなパートナーを探す
かわいらしい面があるように思います。

とはいっても、今回も太陽が牡羊座にあるというだけで
星読みは他に少なくとも10個の星はみますから
それらは考慮していないお話です。

でもそれでもちょっとだけ近づけるかなと
30度あるひとつの星座を3分割して
その傾向を添えました。

これは音声でお聞きください。

追記
2023年の牡羊座特集はこちらからどうぞ〜守護星と守護神特集です

2024年は牡羊座生まれの著名人特集です

牡羊座生まれの皆さん
また一年、良い年になりますように
心からお祈りしています。

ということで今日は牡羊座特集でした。
今日も最後までおつきあいいただきありがとうございました。

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#まやまの星読み



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