SGDsやってない?住んでわかったアメリカのエコ活動
こんにちは。
昨年からアメリカ・カリフォルニア州で生活しています。
今回はアメリカの環境保護意識についてお話しします。
(前置き)SGDs、日本だけってホント?
アメリカで生活していてしばらく経過して、あれ?と思ったこと。
『SGDsの標語、見たことないな。』
です。
ネガキャンでしょうか、"日本だけやってるらしいよ"とウワサもあります。
調べてみると、
たしかに、SGDsはアメリカではスタンダードではないようです。
しかし、環境保護に関しては"サステナブル"の名称で定着しています。
実際、住んでいるうちに、無意識に参加させられているなと気付きました。
今回は、環境保護の一環だと思ったものを独断で紹介します。
大容量パッケージ
アメリカは車社会なので?パッケージの大きいもの、まとめ買いが主流です。
牛乳はハーフガロンで1.89L、洗剤は2.04L…
移住当初は、片手で持てないものが多すぎました。
詰め替え用は特になく、あっても硬い素材のプラスチックです。
我が家の洗剤の詰め替えは、4.5Lです。
日本の薄いプラスチックのリフィルが環境に優しいじゃんと思ったあなた。
わかります、その気持ち。
しかし、量が多すぎるので素材が耐えられません。
実際にAmazonで買った詰め替え用Doveは、壊れて漏れてました。
(素材以上にモノを丁寧に運ぶ習慣がないのが問題かもしれませんが…。)
小分けで買うより、使用するプラスチック量が少ないですよね。
水筒&リフィル文化
街中に自動販売機がほとんどないので、飲み物は出先で気軽に買えません。
スーパーでもペットボトルは一本買いだと高いので、まとめ買いが主流です。
空港内なんて500mlの水1本が4ドルですからね!
したがって、みんなお気に入りの水筒を持参して生活しています。
ちなみに日本の水筒サイズは350mlくらいが普通ですが、こちらの水筒は大きい!40oz=1.2Lくらいが主流です。
ファーストフード店は、デフォルトで500ml以上のカップです。
しかもおかわり自由です。
(お値段の意味とは…?)
つまり、普段から水筒を持参している人が多く、リフィル文化なので
おのずと、プラスチック消費量が少なくなります。
電気自動車を優遇
私の住むカリフォルニア州では、運転時にガスが排出されない電気自動車が優遇されています。
まず、ガソリンは他州よりめちゃ高いです。
tailpipe規制が厳しいのです。
電気自動車だと税控除があり、商業施設には充電器が置いてあります。
お買い物中にエネルギーチャージできるのは、便利ですよね。
よって、わたしの住む街はTESLA Carだらけです。
あまりに人気なので『イーロンマスクに魂売ったやつら』ってからかわれています。
わたしはUberでTESLAに乗ったことがありますが、どの車種もロボット感があってイケてました。
"電気自動車の電気をつくるときにガスが排出されているではないか議論"がありますが、それは今回隅に置いときます。
まとめ
今回は、アメリカで生活していて環境保護に参加していると感じたものを紹介しました。
他にもありますが、長くなるのでこのくらいにします。
日本が真似できそうなものもあるし、アメリカが見習ったらいいのにーというものもありました。
一つ言えるのは、アメリカは目標を達成させるための仕組み作りが上手なことです。
簡単に言えばどの活動も、すぐ見える"お金"に還元しています。
だから、環境保護も『まず啓蒙』より『コストに直接影響させる』方式ばかりでした。
環境保護の活動は、まったく協力しないこともできます。
しかしせっかく移り住んで、ご縁があった国・地域です。
わたしは今、移民という立場ではありますが、
無理せず身近なところから環境保護を考えたいです。
ではでは、良い一日を!
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