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リズムの海に飛び込む Bialystocks "I Don't Have a Pen"

みなさん、こんにちは!


前回、ビアリストックスへの愛を盛大にぶちまけたのですが(読んでくださった方、本当にありがとうございます!!)

参考記事↓



懲りもせず、またまた語ります。←

どうしても、もう1曲ご紹介したい気持ちを止められませんでした。笑



今回のご紹介するのは、こちら!





ね??めちゃくちゃかっこいいでしょ…!?笑



前回ご紹介した"Nevermore"とはまた異なり、"I Don't Have a Pen"は、少しミステリアスな雰囲気が漂っています。


このミステリアスさの根源は、独特のリズムにあるのでは、とカシマは考えています。



まず、曲のイントロからサビにかけて、ドラムが拍の頭を刻んでいません…!
(リズムを取るのが非常に苦手な私からすると、これを演奏されるドラムの方、すごすぎる…)


いわば、不安定なリズムをドラムが刻んでいることによって、全体的にふわふわと地に足のつかない感じになっていて。


そのなか、甫木元さんの切ない歌声が響きます。



今どこらへんを飛んでいるのか 
雲の切れ間から見える看板は今にも飛びそうで
グルングルン 名前をはためかせ


「今どこらへんを飛んでいるのか」は少し節のある歌い方なのですが、「雲の〜」は淡々と語るようで、無機質な印象。



なので、突如現れる「グルングルン」という擬態語がとてもリズミカルで心地よい。




つもり つもった 埃も あの影も 消し去って
スッカラカン 綺麗完璧 カン太郎



歌い出しの若干の空白、そのあとの「つもり、つもった、ほぉーこりーも、あぁーのかーげも」は、小さく跳ねるような小刻みな感じ。
「スッカラカン〜」からは、か行の音のリズムが面白い。 


…ところで、カン太郎って何。笑
どういう経緯でこの歌詞生まれたんだろう。笑




なにか途方もない出来事が 終わった感を 
嫌悪 憎悪 こうも
ここぞとばかりに広げ くるめ 連れ去った 
様々な物や事を



一方、「なにか途方もない」からは、流れるような歌い方。
「嫌悪 憎悪 こうも」が音にぴたっとハマるのが気持ちいい…!!



Do you love me?  (No)
Do you love me?  (No)


そして、ここからはサビに向かっての盛り上がり!
You Tubeのコメントにあがっている公式の歌詞では、ここから先の歌詞が書かれていないんですよね…。



英語と日本語が入り混じった(おそらく)、不思議な歌詞で、甫木元さんが吠えるように、力強く歌い上げます。


コード進行とかの難しいことは、正直、素人目にはよく分からないのですが、全体的にアジアン×洋楽っぽさがあるような気がします。



いやほんと、こんな曲も作れちゃうの?という感じでして。
ビアリストックスの音楽の引き出しの多さ、うまくお伝えできたかなぁ…。



実はわたし、2回ほどビアリストックスのLIVEに参戦しております…!
少し時間が経ってしまっているのですが、その時の感想を書けたらいいなと思ってます。


てはまた!

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