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074書籍編集企画書『チームを主導するための能動フォロワーシップ』

タイトル

『チームを主導するための能動フォロワーシップ』 p250 水色 ハード

本書の内容

能動フォロワーシップでチームを主導しよう。現代のフォロワーシップは、ただリーダーについていくだけでは足りない。時に組織の参謀として、時にリーダーの代弁者として、リーダーよりも細かい立ち回りが求められる。選ばれし才能がなくても、努力で身につけられるのが能動フォロワーシップ。今日からコツコツ磨きませんか?

著者プロフィール

急成長したベンチャーの参謀とか
マネジメント論を海外の大学で研究してる教授
戦国武将や幕末の歴史や三国志に詳しい人

企画意図

リーダー論に関する書籍は世の中にごった返していますが、フォロワーシップを意識して実践している人はまだ少ないのではないでしょうか?

リーダーシップ論ではフォロワーシップの重要さが既に説かれています。フォロワーは誰よりも先にリーダーに賛同すること、リーダーのビジョンの理解者であること、そして時に良き忠告者であることなどが求められます。

なお、この書籍ではリーダーに次ぐいわゆる二番目であることを薦める意図はありません。むしろ、フォロワーがリーダーを引っ張る姿勢を持つことを推すものです。

つまりフォロワーに求められるのは、リーダーシップを深く理解すること。フォロワーの立場ながらチームを理解し主導する、つまり能動的フォロワーシップは最終的にリーダーシップ的性格を併せ持ちます。

企画の背景

世の中、リーダーシップよりもフォロワーシップを求められる場面の方が多いはずです。

ピラミッド型の組織でリーダシップ論が必要なのは頂点の人だけ。それ以外の台形部分の人たちに求められるのは、基本的にフォロワーシップ。「部下としてどうふるまうか?」です。

ただ、フォロワーシップは体系的に勉強する機会がありません。ゆえに、上司とウマが合うか、もしくは単純にプレイヤーとして優秀な人間が結果的にフォロワーシップを発揮する、ランダム性の高い状態です。

この現状を踏まえると、フォロワーシップを体系的にスキル化してムラをなくすべきと思います。私の実体験に基づく使命感です。

構成案(目次案)

なぜ今、フォロワーシップが求められるのか?
信長の盛衰はフォロワーの活躍だ
リーダー向き、フォロワー向き
フォロワーシップこそ、リーダーが最も求めるスキル
NYの広場で踊り出したダンサーに起きた奇跡
三国志「桃園の誓い」張飛・関羽
能動フォロワーシップ
リーダーの真意を汲み取る
誰よりも早く動く
三手先の展開を読む
誰よりも理解者である
時に良き忠告者になる
代弁者となる
ビジョンを実践に落とし込む
人はみな完ぺきではない
能動フォロワーシップのリーダーシップ
良きフォロワーは必ずしも良きリーダーではない
豊臣秀吉のフォロワー論とリーダー論
新しいフォロワーを育成する
フォロワーシップの最終形はリーダーシップ

読者ターゲット

入社したての新入社員~40代のサラリーマン 男性かなー

類書・類書との差別化

次世代型組織へのフォロワーシップ論 2018年
トップ3%の人は、「これ」を必ずやっている:上司と組織を動かす「フォロワーシップ」 伊庭正康 2020年

⇒内容、正直ちょっと近いです。ただ、やはりフォロワーシップという言葉にはどうしても二番手のイメージがあると思うので、そこを払しょくするために「能動」フォロワーシップという要素を推していきたいと考えています。

体裁など

類書が赤色で野心を感じるので、マイルドな水色にしたいです。

企画者の要望

「能動」フォロワーシップ要素を入れることです。

この本を制作するために有利な条件

日系大企業に勤めた経験があること
類書が出ているタイミングではないこと

この本を制作する際の課題点

即日実践できるレベルまで、ビジネススキルを落とし込むこと

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