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小説【魔法科】「魔法科高校の劣等生(9・10・11) 来訪者編」感想・ネタバレ

どんな本?


『魔法科高校の劣等生』は、佐島勤 氏による日本のライトノベル。
略称は「魔法科」。

物語は西暦2097年、3月。
魔法が現実の技術として確立し、魔法師の育成が国策となった時代を舞台にしている。

主人公は、国立魔法大学付属第一高校(通称「魔法科高校」)に通う兄妹、司波達也と司波深雪。

この作品は、原作小説の累計が1,400万部、シリーズ累計が2,500万部を突破し、大人気のスクールマギクスとなっている。
また、2024年には3期目のTVアニメが放送されることが決定している。

さらに、この作品は様々なメディアで展開されており、ライトノベルだけでなく、漫画やアニメでも楽しむことができる。

読んだ本のタイトル

魔法科高校の劣等生9)(10)(11) 来訪者編
著者:佐島勤 氏
イラスト: 石田可奈 氏

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あらすじ・内容

一学年度の部、最終エピソード! 金髪碧眼の魔法師・リーナ登場!

 深雪のクラスメイトである北山雫が、USNA(北アメリカ大陸合衆国)に留学することになった。
 この時代、ハイレベルの魔法師は、遺伝子の流出=軍事資源の流出を避ける為に、政府によって海外渡航を制限(禁止)されている。にもかかわらず許可された理由、それは交換留学だからだ。
 アンジェリーナ=クドウ=シールズ。雫がアメリカに渡り、入れ替わりで魔法科高校に入学したのは、金髪碧眼の留学生。彼女を見た達也は、瞬時にその『正体』に気づく。
 リーナの本当の姿、それは大規模破壊兵器に匹敵する戦略級魔法師「十三使徒」の一人、USNAの魔法師部隊『スターズ』総隊長、アンジー・シリウス少佐。
 魔法科高校にやってきた米軍最強の魔法師という火の粉を、司波達也はどう振り払うのか――。

魔法科高校の劣等生(9) 来訪者編<上>

新たな『自我』の可能性。『ピクシー』誕生!

 西暦二〇九五年、十二月。雫との交換留学生として、USNA(北アメリカ大陸合衆国)からリーナが魔法科高校にやってきた。
 達也は、彼女が大規模破壊兵器に匹敵する戦略級魔法師「十三使徒」の一人であることを瞬時に見抜く。
 そして、同じ時期に東京で発生した『吸血鬼』事件――魔法師の血液を抜き取る連続傷害事件との関わりを探るのだった。
『吸血鬼』事件の全容は次第に明らかになりつつあった。達也のヒントと幹比古の古式魔法によって、吸血鬼の正体が『パラサイト』と呼ばれる魔性であることを突き止める。
 しかし、別次元から意図せず招かれたその『来訪者』は、ついに魔法科高校に襲来する。その吸血鬼の正体(宿主)は、意外な人物で――!

魔法科高校の劣等生(10) 来訪者編<中>

世界最強の魔法師VS吸血鬼、最終決戦! 一学年度の部、ついに完結!

 USNAの最強魔法師部隊『スターズ』総隊長、アンジー・シリウス少佐こと、魔法科高校交換留学生・リーナ。
 彼女の訪日と同時期に発生した『吸血鬼』事件は、彼らによる魔法科高校の襲撃、達也によるその撃退という結末で幕を閉じた。
 しかし、『パラサイト』本体は宿主から抜け出しこの世界を漂い続け、そして次の宿主を見つけ出した。
 ヒューマノイド型ホームヘルパーロボット。付近にいた光井ほのかのパターンをコピーしたパラサイト=ピクシーは、その出自から、達也に付き従うことを決める。
 ピクシーからの情報により、『パラサイト』を理解した達也は、深雪らを連れ、残りの『パラサイト』を退治すべく、夜の青山霊園へと赴くが――。
『最強の魔法師』と別次元からの『来訪者』を巡る激突は、魔法科高校を舞台に最終決戦を迎える!

魔法科高校の劣等生(11) 来訪者編<下>

感想

上中下巻で3冊分。
読み返してみると意外とキーポイントになってる。

横浜編で大亜連合が大艦隊を発進させようとしたのを察知して、それを達也のマテリアバーストで基地ごと破壊。
地図を書き直すほどの破壊を世界に知らしめた「灼熱のハロウィン」。
その日本の非公認戦略魔法師の容疑者の司波兄妹の調査にUSNAスターズ総隊長、アンジー・シリウス少佐(愛称:リーナ)が第一高校に潜入する。
元々が調査向きで無いリーナは達也にUSNAの諜報員である事がバレるが、調査能力が無く、拘束をしても外交的にも大問題になるので放置していたが、、、

そんな時に、USNAの科学者が行ったマイクロブラックホールの実験で、パラサイトを召喚してしまいスターズの隊員等に憑依し脱走されてしまう。

そんな彼等が来たのが何故か日本だった。
そしてパラサイトは増殖するために人間を襲い、それが吸血鬼騒動となり警察が動き出す。
そんな時に吸血鬼に襲撃をされた者に千葉家の縁者、レオが襲われ千葉家(エリカ)が動き出す。
それ以外にも、パラサイトは七草家の縁者も襲っていたらしく、十文字家を援軍にして捜査を開始。
そして、USNAスターズ総隊長シリウス少佐を中心とした脱走兵抹殺部隊も捜査をしており各組織が足を引っ張り合いパラサイトを取り逃がし続ける。

そんな状態に、USNAに戦略魔法師の容疑者とマークされてる達也が独自に動き出し、更に都心の魔物が居る事を嫌がる勢力からの依頼で九重八雲も動き出す。
その結果、、
何故か、深雪vsリーナの一騎打ちが起こる。。

結果は深雪の勝利。

その後、達也が主導して千葉家、七草家と十文字家を共同させてパラサイトへの対応をさせる。
更に、もう一つ動いてる組織はUSNAの軍人であり、パラサイトに憑依されてるのもUSNAの軍人だと教える。

そして、偶発的に第一高校にパラサイトが侵入して大立ち回りをするが、瀕死に弱らせるだけで逃してしまう。
その逃げた先が第一高校、ロボ研の3H・タイプP94、通称「ピクシー」だった。
そのピクシーに憑依してる時に、三井ほのか強い思念に触れてたせいで、達也を主人と仰ぐロボが爆誕ww

その後、USNAは戦略魔法師候補の捕獲に移るのだが、そのターゲットを司馬達也にしたのが運の尽き。
現場は達也と千葉修次に駆逐され、それにはシリウス少佐も含まれていた。
更に駐日武官のバランス大佐は四葉家が拉致して太平洋のUSNA所属の艦船に放り込んで漂流させる。
その後、四葉家とその上層部のバランス大佐とは同盟を組み協力関係者となる。

USNAとの決着を付けた達也はピクシーを囮にパラサイトを誘き寄せて決着をつけようとする。

それに誘導されたパラサイ達はピクシーに戻ってくるように説得するが、、
ほのかの思念に強く影響を受けているピクシーはパラサイト達を拒否して、達也達はパラサイト一体を捕獲するが七草家と繋がっている国防軍の情報部、防諜第三課に横取りされてしまう。

そのパラサイトはシリウス少佐によって殺害されてしまう。

その後、七賢人のレイモンド・クラークが何故かパラサイト達を第一高校に集めて決戦をするのだが、、、
なんか最後が。。
作者さん力尽きたか、長過ぎて切られたか、、

そのわりに、エピローグが結構長くて驚いた。

第一部の終盤と考えると長くても良いのかな?

最後までお読み頂きありがとうございます。

魔法科高校の劣等生

続・魔法科高校の劣等生

新・魔法科高校の劣等生


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