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1991年バイク日本一周旅 【5/59日目】


この記事は、1991年、僕が22歳から23歳の時に行ったバイク日本一周旅の手書きの日記を、2021年現在53歳の私が、当時の手書きの誤字脱字もそのまま恥を承知でテキスト化したものです。しばし1991年の時代の空気と、当時の旅好きバイク好きな若者達の青臭さと世間の人情にお付き合いください!

1991年バイク日本一周旅【5/59日目】

1991年4月28日(日)20:09 

宿泊地:煙樹浜キャンプ場

本日は早く目覚め。なんと5:30。アラームより30分も早い。無理に寝ていようとしたが、できない。6:00に御茶漬。6:30にCOFFEE。早目早目に準備をすすめて8:10にはグリーンピア南紀を出発。昨日に続いて R42をひたすら南下。ライダーが多い。ピースサインを繰り返す。

潮ノ岬のちょっと手前『橋杭岩』をちょっとのぞく。弘法大師が橋をかけようとしてその橋ゲタを作りあげた途中でやめてしまったという伝説があるそう。しかし何だってこんな風に岩が並ぶのか不思議。自然は芸術家のみならず建築家もやってのける。

9:30に本州最南端の潮ノ岬へ。ここの望桜という場所は広い草地(昔は放牧場だった)でライダーが何人かキャンプしていた。いいなァ。ここもキャンプ地としてはGood。牛になった気分でゴロゴロできそう。今度は白浜を目指してR42を北上。

白浜では町営の温泉『崎の湯』(露天風呂)にて入浴。太平洋の波音を聞きながら、のんびり。でも人が多い。さすがに有名。さすがにGW。みんな熱い熱いといってとび上がるが、そんなにびっくりする程じゃない。関西の人って熱がりなのか?

んで、白浜を後にして、途中まずくて高いかつ定食を食べて、御坊市を目指してR42を北上。日ノ岬方面へ左折ここのキャンプ場を目指す。立地条件最高。じゃりの浜なので寝心地はしょうがないが、トイレも水道も閉鎖中。

日ノ岬キャンプ場を目指す。入り口はサビしいが、キャンプ場はトイレ、水道あり。でもせまい。先客で一杯。キャンプ料750円なり高い。日ノ岬を目指す。駐車場200円也。バカにするな。見るのやめる。途中、潮次岩あたりを高くから望む。

でここのキャンプ場にロケーションは最高。ノーヘル、シャツでダーッと飛ばす。もー最高に気持ちいい。近くにスーパーあり。今日、コロッケ、魚のフライ、鳥の唐揚げという夕食。豪華!水は六甲のおいしい水。明日は四国香川高松まで焼く210km。フェリー使用。今20:51。明日当たり天気下り坂になりそう。今日は最高に気分良い。おやすみなさい。

出発17,825.2km 着18,003.0km 走行距離177.8km


出費
ジュース100円
白浜道路50円
白浜崎の湯ジュース100円
昼食かつ定食1,300円
キャンプ場近くのスーパー夕食等1,484円
小計3,034円
残277,734円

---テキスト化感想---
この日前後は和歌山県を走破中ですが、記憶はおぼろげ。当時の写真アルバムを見返して何となくそうだったなあ、というのは感じるくらいな記憶。しかし、いちいち「料金高い」って噛み付いてるなあ(笑)。せっかく行ってるんだから金払っても見てこいよ!と今なら当時の自分にアドバイスしたい。お金ない貧乏旅だったし、まあしょうがないんだけど。記憶がおぼろげとは言ったものの、ただこの日の夜、翌日の朝の事は良く憶えている!翌日の日記のトーンが低い(笑い)!

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