マジックナンバーの計算

大富豪の投資術という本を読んでいます。

その中でマジックナンバーの計算という章があって、興味深いのでアウトプットがてら、Noteで記事にしてみようと思いました。

マジックナンバーとは?

マジックナンバーとは、著者のマーク・モーガン・フォードが言うには、リタイヤ後の生活を心から楽しむために必要な貯蓄額、だそうです。

老後を楽しむために必要な貯蓄額、ということですかね。

マジックナンバーの計算

●ステップ1
ライフスタイルバーンレート(LBR)を計算する。これは現在のライフスタイルを維持するのに必要な金額を指します。

僕の場合独身でローンもないので、保険料などすべてをひっくるめて計算しても月19万ほどなので、19万×12か月=228万が、LBRになると思います。
内容が結構ざっくりだったので後からしっかり計算しなおします。

●ステップ2
リタイヤ後のLBRを計算する。
ステップ1で求めた数字に、①リタイヤ後に楽しみたいプラスの費用を加算して、②リタイヤ後にかからなくなる費用を削除します。

①は特に思いつきませんが、海外旅行にでも年に2回行くとして60万加算します。 ②はそもそもあまり経費がかかっていないので特に思いつきませんでした。
ということで、228万+60万=288万、がリタイヤメント・ライフスタイル・バーンレート(RLBR)になります。

●ステップ3
次はステップ2で求めた、RLBRからリタイヤ後に確実に受け取れる所得を差し引きます。
年金やアルバイト、自分の事業から得られる所得などですね。

これは何とも言えないですね。
これからの世の中を見通すことが困難すぎるので、所得は何ともいいようがない。
年金はそもそももらえるか怪しいし、
アルバイトやるにも、AIに仕事取られると思うし、
ベーシックインカムの世の中になっているかもしれないし。 

自分でもこれから事業をやっていこうと思っていますが、どうなるかは…
でもまーここで計算を止めるわけにもいかないので、年金3万のなんらかの所得で月10万を得ていると仮定しましょう。
ということで、RLBRから13万を差し引いて、288万-13万=275万。
これが、ネット・リタイヤメント・ライフスタイル・バーンレート(NRLBR)になります。 これは重要な数字だと著者のマークは言っています。

●ステップ4
次は貯蓄から得られる予想収益率を求めます。
例えば、収益率が5%なら、マジックナンバー(老後を楽しむために必要な貯蓄額)は、5500万円になります。 なぜなら275万÷5%だからです。
NRLBR÷予想収益率でマジックナンバーは求められますね。

問題はこの予想収益率ですが、積立NISAなんかのファンドでも年利5%から7%くらいは出るらしいので、ここでは5%としたいと思います。

●ステップ5
ここでマジックナンバーを計算します。
ステップ4の予想収益率を求めるところで書いてしまったんですが、
NRLBR÷予想収益率でマジックナンバーは求められます。
だから僕の場合、マジックナンバーは5500万円になります。

つまり5500万円あれば、年金とちょっとした所得を得つつ、貯金から得られる不労所得で、悠悠自適に老後が送れるというわけですね(*´▽`*)

まー問題はこのお金をどう作るかってことですが…
それはこの本の続きに書かれていると思います。

感想

ステップ1のLBRまでは正確に求められても、その後のRLBRや、将来の収入まで予測するNRLBR、を計算するというのは、個人的にかなり困難という印象はありました。

でもここまで具体的に将来必要なお金を考えたことはなかったので、とても面白かったし、参考になりました。

読み物としても単純に面白いので、良かったら大富豪の投資術読んでみてくださいね。




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