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断捨離と預金減

今日は刀装具を2つ下取りに出せました。
2つ出して1つ手に入れたので所持数マイナス1。
預金もマイナス。
引き出しの中に桐箱1つ分の空間が生まれました。
手持ちの刀装具が1つ減る、量が減る事になぜか嬉しさがこみ上げてきます。
これは断捨離出来た事への達成感に近いかもしれません。

開いた空間

買う時は「これしかない!欲しい!」と即買いしてしまったものも暫く鑑賞している内にあまり感動が得られなくなり、次第に鑑賞頻度が減り、気が付けば1ヶ月見ていないな、という物に変貌。
悲しいかな、これが現実です。
感動を維持し続けてくれる作品はあるにはありますが、なかなか出会えません。買っている物の質にもよるかもしれませんが私の場合は20に1つ位。
それも当初の感動というよりは親しみ、愛着というような感情に変化している気も。見ながら「やっぱりいいなぁ~」と思うような感じでしょうか。

しかし伊藤三平さんの「日本刀・刀装具の研究」ブログ(個人的にも面白く大好き)を読んでいて、感動が得られなくなった品は充分自分の中で吸収したと言える品だから手放して次の物に行けば良いじゃないか、というなニュアンス(記憶を辿って書いているので若干違うかもしれない)の内容を見てから成長の為だと言い聞かせ手放す事に少なくとも引け目はなくなった気が。預金が減る引け目は有りますが。。

しかしそれでも新しい物を買う為に下取りに出すのはし易いのですが、単純に売るだけというのはいざその時になると喪失感があり寂しくもなりなかなか出来ません。

なので当面の目標は1つ買う為に2~3つ下取に出すという事。
これで品を厳選していきコレクション整理をしていきたいなと。
刀装具が10個くらいに厳選された時一番達成感を感じるかもしれません。

まぁ…刀でも減らす事に失敗しているので出来ないでしょうね。
買うのも難しい減らすのも難しい。
難しい事だらけです。


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それでは皆様良き刀ライフを!

↓この記事を書いてる人(刀箱師 中村圭佑)

「刀とくらす。」をコンセプトに刀を飾る展示ケースを製作販売してます。


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