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ビュッフェで思ったこと

先日、ホテルのビュッフェに行ったときのこと。

普段食べないような多くのメニューがあり、心が躍った。そんなとき、なるべく珍しいものから食べようとしてしまうし、みんなそうするものだと当然のように思っていた。

ところが!
1人の男性のトレイを二度見してしまった。
カレーライスのみを、大盛りで食べていたのだ。

あんなに大量のカレーを食べたら、他はおそらく食べられないだろう。

それでも、その人はカレーに全胃袋を預けていた。その潔さに感心しつつ、本当にカレーが好きなんだなと思った。

どんなに好きなものでも、そこまでの境地にはなかなかたどり着けない。さらにブュッフェというメニューの誘惑がひしめく中で、カレーを貫き通す心意気に感心した。

私はあのような場でも、ついつい「野菜も食べた方がいいな」などとムダに栄養バランスなんかにとらわれてしまう。気持ちのおもむくままに振りきることができない。

それはそれで悪くはないんだろうけど、あのカレーの男性のような潔さがうらやましい。私にはない部分だと感じる。

これからは少し冒険して、「一点集中のアンバランスなやり方」を取り入れてみるのもおもしろいかもしれない、という考えが浮かんできた出来事だった。



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