見出し画像

からだ本来の機能って。

【からだ本来の機能】って、何なのか。

私は20代の時、突然からだが半分麻痺状態になって、医者から「原因不明」や診断書に“偏頭痛”と書かれるまで…

自分のからだがまともに動いていないなんて考えもしなかったんです。


そりゃ、そうよね。
仕事も出来ていたし、生活も不自由なく出来ていたし、困った事と言えば疲労感とか、腰が痛いとか、ちょっとしたストレスとか…
誰にでもあるようなことくらい。


自分の身に大きな影響があって、たまたまその後の生活や仕事で考えさせられるきっかけや、大学なんかにも行って学ぶきっかけがあったからこそ、現在(イマ)からだを整えるということを大切に伝えているのだと感じます。


【からだ本来の機能】


例えば「歩く」とか「立つ」というごく当たり前の様なこの動き。

“うまく出来ていない”なんて思う人はほぼいないんじゃないかな。

でも、私が関わらせていただいた9割の方は、本来のからだの機能を使えていなかったんですよね…。
*コンディショニングの仕事やご相談を受けた方々。この約10年程の間で関わらせていただいた方々です。その中には世界でメダルを取ってくるようなトップアスリートも…ですよ。

⚫︎どんな機能が使えていないか。

特に多いのが、足の指。
踏ん張る・蹴り出す・バランスを取る 足の指の働きって、けっこう重要です。

でも、使えていない人、使えなくなっちゃっている人めちゃくちゃ多い…というか、しっかり使えている人になかなか出会えないという現実。
それから足首の動きもそうですね。これはおそらく足指が機能していないことから足首も機能しにくいという事であろう…と感じる訳です。

子どもたちに目立つのは、股関節の動きがカタイことでしょうか。
おそらく、乳幼児期の成長過程で必要な経験が浅く、運動機能がうまく発達できていないのかと思われます。

高齢者の方に多いのが、生理機能のバランスを崩してしまうところから、メンタルが落ち込んでしまい身体も動かすことが億劫になるパターン…でしょうか。もちろん、逆もあるのですが色々とヒアリングをしていると、そんな風にも思うのです。
生理機能とは、特に「呼吸」といった部分だったり「腸内環境」だったり。
⚫︎呼吸は単に「吸って・吐いて」という事ではなくて、“呼吸筋”が正しく使えているかどうかで「自律神経・免疫・ホルモン・血液循環」に関わってくるのです。

こんな風に書くと「マニアックだな」と以前はよく言われてきたのですが、最近では興味を持ってくださる方が増えて来ました。

「本来のからだの機能を整えたい」と私のところへ来てくださっている方々、現在最年長は80代・90代です。
(*実は出張でみさせていただいている方々もいます)
「まだまだ自分の足で色々なところへ行きたい!」と根本から改善していくトレーニングにチャレンジされています。すごいですよね!


昨年は、長崎で「疲れに強い身体づくり」というテーマでワークショップをさせていただきました。大人がメインでしたが、親子参加もあったので“子どもの疲れ”にも触れてみたり。けっこう男性の参加者が多かったり。
なかなかおもしろい内容だったと思います。

そ!からオンラインでお悩み相談があり、「足の機能改善トレーニング」をやるパターンもありました。
子どもの頃からの足やからだの不調が…という悩みが、コンディショニングトレーニングをじっくり実施していただいたところ、お悩み解決&スタイルアップ(体重・体型の変化)もしちゃった!という嬉しいおまけ付きで結果を出していただいたりと。
長年通院しても変わらなかったというお悩みが、「整える」ことで改善された!というご報告は、私も本当に嬉しかったです。

今年度は「自分のからだ」にじっくり向き合ってくださった皆さまから、嬉しいご報告がたくさんあり、感謝溢れる1年でした。本当にありがとうございました!!

ここのところ、「自分の親を見て欲しい」なんてお声をいただきます。
私たちも年齢的に、そろそろ気になってきますね。家に閉じこもっていないか…とか、認知症大丈夫かな…とか、足腰は大丈夫かなとか。
(お力になれることは是非やらせていただきます🙇ありがとうございます)

それから、働き盛りの私たち世代だって誰かの心配ばかりじゃなくて、「自分」ちょっとでもみてあげること大事なんですよね。

ここ数年、20代〜60代の方々まで色んな世代の方々と一緒にお仕事をさせていただいたり、関わらせていただく事が増えました。
皆さん共通してよく聞くキーワード「疲れが取れない」とか「睡眠の質を上げたい」とか「ストレスをなんとかしたい」とか。
これも「からだの基本的な機能」を知っていればけっこうかんたんに解決できちゃう事なんですよね。



来年度は、それを伝えていくワークショップや、仲間とコラボした“体験型”のワークショップを創っていきます。楽しみにしていてくださいね!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?