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ちょっと背伸びが、楽しい

私は、今のちょっと地味めな生活が、自分の身の丈にあっていると感じています。


昨年までの Tokyo Life は、背伸びしすぎて毎日足がつっていました(笑)。



理想を追い求め過ぎない、”そこそこ” のゆるい感じが、ムリなくラクでいられます。低刺激で、穏やかで、ただ心地がいい。具体的なことは、以下記事にしています。


これが少しずつ自分に根付いて、自分仕様の

”幸せの土台” が整ってくると、


ちょっと背伸び(小さなチャレンジ)をしてみたい気持ちが、自然と湧いてきます。やってやるぞー!というギラギラしたものではなく、キラッとした軽やかなイメージです。


平凡だけど満たされた日常に、スパイス(刺激)を少し加えて、人生をもっと味わって楽しみたくなるのです。


※ ※ ※

私たちは、「やってみたいこと」よりも「できること」を選びがちだと思います。

理由としては、

  • 失敗したくない

  • 自分にできるか不安

  • スムーズにいかなそう



一番の根っこあるのは、

自分への他人の評価が怖い



いや、もしかしたら、一番怖いのは、

他人よりも自分の評価

かもしれません。


そんな感覚を持ってしまったのは、
日本社会では一度失敗したら”アウト” 、という冷たい風潮からくるものが大きいのではないでしょうか。


私が企業・組織に所属していた頃は、やってみたいことをチャレンジするよりも、与えられた業務をノーミスでやることに専念していました。


一度大きな失敗をして降格となった同僚を間近で見ていたので、評価・査定をする監視員たちにいつもビクビク。組織の在り方としてはごく普通のことですが、いつの間にか自分に対して過小評価するクセがつき、チャレンジを避けるようになりました。


このような環境に長くいればいるほど、「無難が一番」という思考回路ができてしまい、やってみたい、チャレンジしてみたいという意欲が削がれていきます。


そして、このことは仕事の面だけでなく、人生全般にも強く影響します。


私は、他人の評価に自分の人生を委ねて生きてきたのです。ホント、味気ないつまらない人生です(笑)。



※ ※ ※

この他人の目(評価)を気にすることからくる、失敗することの恐れを手放すトレーニングとして、私は

ちょっと背伸び=ちょっと難しいこと


を、コツコツ実践して積み上げています。
ポイントとしては、”ちょっと難しい”こと。ちょっと背伸びしちゃっている軽い感覚でチャレンジしてみるのです。


例えば、

▶ ”歌える”曲ではなく、”歌いたい”曲

 カラオケでは、みんなの前で音程を外したくなかったので今までは ”歌える”曲ばかり選曲していました。ちょっと難しい ”歌いたい”曲を歌ったら、上手・下手は別にして、気分が良かったです。


▶ ”弾ける”曲ではなく、”弾きたい”曲

  中学生まで習っていたピアノですが、発表会では”弾ける”曲ばかりで、”弾きたい”曲は一度も選べませんでした。弾く楽しさを見出せず、途中で止めてしまいました。また今年からピアノを再開し、はじめて自分で選んだちょっと難しい”弾きたい”曲を、毎日少しずつ練習しています。



▶ ”着られる”服ではなく、”着たい”服

 冬のファッションは、黒のパンツを ”着られる”服として定番にしています。ですが、ホワイトジーンズが好きで冬に”着たい”服 No.1でもあります。


ホワイトジーンズって膨張色で太って見えるし体型を拾ってしまうので、着こなすのがちょっと難しい。ウエストシェイプ、ヒップアップして、今年はチャレンジしたいアイテムです。


こんな些細なちょっと背伸びしたことは、失敗したとしても挽回は十分できるし、誰にも迷惑をかけません。ただ、ちょっと勇気がいるだけ。



そんな小さなチャレンジを1つ1つ積み上げていくことは、やがて大きなチャレンジにもつながって、しだいに他人の目(評価)の耐性もついてくると思います。


そして、なにより最終的に

自分で自分を認めてあげることができる

ようになっていきます。


まだまだ時間がかかりますが、私は過去から頑なに手放せないでいる自分のリミッターを1つ1つ外していきたいのです。


自分で自分を心から認めてあげたいのです。


ずっと長い間、窮屈で狭いところに自分で自分を閉じ込めてしまったから、
もういい加減、


自分をのびのびと生かしてあげたい



私たちは、この美しくて広い空で、
自由で優雅に飛べる力をすでに
手にしているのですから・・・





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