勝沼ぶどう

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劇場版名探偵コナンオタク番付

今年も劇場版名探偵コナンの季節がやってきました。 毎年4月に新作が公開されるこの時期は、前年の作品や過去作が金ローでTV放送されたり、各サブスクで過去作が開放されて観れるようになったりと、新作だけでなくシリーズを通して劇場版名探偵コナンに触れやすい時期だと言えます。 そこで、この記事ではオタクことワイが個人的主観に基づき、シリーズ各作品の面白さ、オススメ度合いを紹介します。「なんか観てみたいけど作品数多くてどれ観たらいいか分かんないよ」という方の一助となれば幸いです。 全

    • 稀羽すう「ONE LDK」&「paroquet covers vol.1」 感想

      だつりょく系Vsinger稀羽すうが初のCDを2枚同時リリース。オリジナル曲6曲をラインナップした1st EP 「ONE LDK」と、80年代シティポップを中心とした往年の邦楽名曲カバー集「paroquet covers vol.1」だ。この記事ではこれら2作品の感想を記していく。 「ONE LDK」総論既にリリースしていた3曲に加え、豪華にも新曲3曲も収録したEP。住居としてのアパートの一室をコンセプトとしたテーマ性のあるラインナップであり、それぞれにモチーフとなる室内の

      • なぜおれは名取さなに飽きないのか

        「恋愛感情は2年で消える」という俗説がある。 付き合い始めた最初は相手の一挙手一投足に新鮮な魅力を感じるが、それが時とともに次第に薄れてゆき、2年ほどで相手に飽きてしまうというものだ。むろん俗説に過ぎないのだが、この「2年」という数字は言われてみると納得感があるように思われるし、もっと言えば、恋愛以外にも当てはまるのではないかと筆者は考えている。 漫画雑誌「まんがタイムきらら」の界隈では「2巻乙」という、連載作品の多くが単行本2巻までで終わってしまうことを指すミームがある。「

        • [※ネタバレあり※]できるだけ冷静に書いたつもりの「劇場版名探偵コナン 黒鉄の魚影」の感想

          2周したので冷静になって感想を書きます。 総論 めちゃくちゃ面白かったです。ここ最近のコナン映画の中ではダントツだったと思います。 コナン映画は初期のサスペンス=ストーリー重視であった1〜14作目までと、アクションメインに転向した15作目以降に分かれると考えています。アクションが派手な後者の方が見栄えするので商業的には良い(実際近年の興行収入右肩上がり傾向は概ね15作目以降です)のですが、ストーリーが薄いと古くからのファンには物足りなく、結果として「昔の作品の方が良かっ

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          都市空間としてのラチッタデッラ考

          きっかけ神奈川県川崎市にラチッタデッラという商業施設があります。ヨーロッパの街並み風の見た目が特徴的な施設ですが、埼玉県民の筆者は今まで行く機会はおろか存在を知ることさえ全くありませんでした。 きっかけは2021年。応援している名取さながラチッタデッラ内にある映画館を誕生日イベントの会場とし、その付随企画として施設内を散策する動画や施設内の店舗との協賛企画が展開されました。彼女はその後毎年ここでイベントや企画を開催するようになり、ファンである筆者も年に数回は訪れるようになり

          都市空間としてのラチッタデッラ考

          「名取さな」の再誕;

          ※この記事は2023/3/7に開催された名取さなバースデーイベント「さなのばくたん。-ハロー・マイ・バースデイ-」の感想記事です。本記事の読者は同イベントを視聴している前提で書いています。 身構えのオタク今回のばくたんが“ヤバそう”なことは前から分かっていた。 情報解禁の瞬間に、これまでと違う雰囲気のキービジュ、「ハロー・マイ・バースデイ」という意味深なサブタイトルから「何かやる」と感じ取っていたし、その後キービジュに入院着姿があること、英題「HELLO AGAIN MY

          「名取さな」の再誕;

          波のように揺らぐ稀羽との距離感 ~稀羽すう1st single「Floating」~

          先日、稀羽すうが1st singleとして「Floating」をリリースした。この記事ではその感想を書いていく。 …とはいえ、感想といってもどこから書いたらいいものか。とりあえず本題に入る前に、背景を整理しておこう。 作詞作曲はYACA IN DA HOUSE氏だが、自分にとっては「ワニのヤカ」の方が通りがいい。新進気鋭の―というにはもうだいぶいぶし銀の風合いも出てきている気がする、Vtuber界隈初期から活動している実力派HipHopミュージシャンだ。私自身はHipHop

          波のように揺らぐ稀羽との距離感 ~稀羽すう1st single「Floating」~

          22/10/30の日記

          タイトルに日記とありますが、これは内容が取っ散らかって適切なタイトルが思い浮かばず思考放棄して付けたものなので日記ではありません。 10/30、チネチッタ川崎にて名取さなとさえきやひろのハロウィンイベント「名取とやひろのHELLO&WIN!~ゆりかごから墓場まで~」が開催されました。現地に行ってきたので当日のオタクことワイの様子をレポでお届けします。 この日のオタクは京急線に乗りたかったので京急川崎駅から歩き、半年ぶりのチネチッタに到着。人出がすごくて驚いていると、どうや

          22/10/30の日記

          Vtuber稀羽すうさんを見るようになったのでお前らにも見てほしいという記事

          はじめまして。勝沼ぶどうと申します。 Vtuberはチョット見てるくらいの浅いファンで新規開拓もあまりしない方なのですが、珍しく最近新しく「稀羽(うすわ)すう」さんという方の配信を(ときどきですが)視聴するようになったので、リスナー増えてほしいし一本書いてみよう、というのがこの記事です。 「稀羽すう」とは「歌」をテーマに掲げて活動しているVtuberで、落ち着いたダウナー系の声質や性格が特徴です。ただテンションが低いわけではなくむしろ配信ではノリがよく、肩の力を抜いて談笑し

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