ここ最近仕事が忙し過ぎたので映画を全然楽しめていませんでした。でも好きな映画を見るために時間を工夫してぼちぼちと映画を見れるようになりました。

恋愛映画も日本の映画だとパっと思いつくのは高校生の青春もんが多い気がしています。それはそれでいいんですけどちょっと無理のある20代の女優さんがちょっと話題づくりも含めて女子高生の服を着るというノリ自体があまり好きではないのでちょっと敬遠してたりはします。

だからといって洋画が無条件でいいかというそういうわけではないんですけど、今日は自分が結構好きなほっこり系ジャンルになる「大人の大人向け恋愛」を紹介しようと思います。

一つ目は「最高の人生のつくり方」
出演 マイケル・ダグラス, ダイアン・キートン, スターリング・ジェリンズ

ちょっと堅物なおじさん（地元の不動産セールスマン）とそのお隣に住む上品なシンガーおばさんとのほっこりとして人生の作り方のお話し。

この映画は二人の関係性が進展していくことの楽しみもあるのだけれど、ご近所さんや主人公：オーレンの周りの人たちとの関係性こと見どころの一つでした。オーレンがヒロイン：リアとの交流を深めていく中で突然息子から実は孫がいることを告げられ今日から刑務所に行くから面倒見てくれ。というなんともところからスタート。
少し頑固者で偏屈なところがあるオーレンはこのお願いを当然のように拒否するのだけれど・・・ここからは映画を見てぜひほっこりとしていってほしいです。

映画の教訓になっていますが人間って心を開いて相手に誠意をもって当たればほとんどのことでトラブルは起こらないし、むしろ好転することが多いと感じさせてくれるようなエピソードもいっぱい入っています。
最初はなんだこのおじさん！って思う人もみんな登場人物一人一人も物語が進むにつれ次第に心境の変化に気づくはず・・・おすすめです！

そして二つ目「ロンドン、人生はじめます」
出演 ダイアン・キートン, ブレンダン・グリーソン, レスリー・マンヴィル

1つ目の紹介映画に続いて出演者にダイアン・キートンさん入っていますがこのおばあちゃん、失礼。おばさんかな？いい味を出してくれます。

淑女な感じでありながらきちんとユーモラスもあってそれでいておちゃめな感じで昔はモテたんだろうなという感じがする方です。※今でもモテておられると思いますが(* ´艸｀)ｸｽｸｽ

そんな彼女が出てくるともうほとんど映画はあたりです。（笑

このお話はマンションに住む未亡人エミリーが旦那の不貞に気づいていて亡くなって寂しいどころか少し悔しい気持ちを持ちながら毎日を悶々と過ごす日々。そこにひょんなことから近所ではあまり評判のよくない不法占拠で住んでいるではないかと噂される大男の男性と知り合いになります。

最初は知り合うといういうよりもエミリーの覗きから始まってしまうわけですが・・・

仲良くなるところの急展開はなんだか「えっ？」っていうくらい早かったですがそこはご愛嬌、勘違いすることやすれ違いもあり最終的にハッピーエンドか？ってなるところと最後のエンディングで二人の将来を語らっているところはなんだかリアルに納得させられました。

そして3本目のオススメ作品「新しい人生のはじめかた」
出演 ダスティン・ホフマン, エマ・トンプソン, アイリーン・アトキンス

この3本目の話が自分的に一番面白かったと思います。
それはなぜかというと恋人になるという話の前に主人公の作曲家ハーヴェイのエピソードに親子の関係が入ってるのがすごく感情移入できました。

既に離婚しているものの娘の結婚式に呼ばれてはるばるアメリカからイギリスまで旅をしてくるわけですがその扱いの寂しさや、結婚式の前の家族の集まりに参加はするのですが、なんともいえない浮いた扱いの哀愁さとでも娘を思う気持ちの二つがなんかすごく心に響いてしまって、鑑賞中はものすごく応援していまいました。※私はまだ子供が3歳なので少し気が早いですがものすごく気持ちが伝わりました。

そしてそのハーヴェイなんですが仕事の面でも芳しくない状況になり、なんと披露宴の参加を仕事の理由で断った直後にクビになってしまうのです。

そこからですが入国の際に空港で仕事のことでイライラしていたハーヴェイが冷たくあしらってしまった空港勤務のケイトと改めて出会うことで人生の流れが変わっていきます。。。

このお話しは長年を生きた中でそれぞれの孤独感を感じ、その頂点に達したとこで運命の出会いするわけですが、それを除外した上でも年齢を超えてお互いについて気を遣わずに接することのできる仲の男女と知り合えることというのはそれだけで素晴らしいことではないかと思います。

恋愛はお互いのよいところばかりを見つけて好きになりますが結婚となればそれだけでは長い人生の中で本当の幸せをつかむことはできないのではないでしょうか？失敗したり怒ったり、泣いたり。かっこいいところも悪いところも見せあうことのできる、すなわち全部の自分を見せても次の瞬間に笑いあえるという関係性が夫婦の最高の形ではないでしょうか？

なんだかすごくずれてしまいましけど。。。（笑

でも、この二人は年齢という壁を越えながら心でお互いの寂しさを確認するとともに自分と心を通じ合わせることに成功したことで今までになかった幸福の時間に出会えたのではないでしょうか？

ラストシーンの二人が語り合い場面があるのですがこれもまた二人らしい最高の形だったのではないかと自分は満足してみることができました。

今回見た3本はいずれも年齢層が高めでありいったん人生というものに対して諦めや失望感を味わった主人公がまた新しい希望に出会っていくという前向きに見れる、そしてほっこりとした気持ちで最後までみることができる映画たちを紹介しました。

すごくホットな熱い恋愛映画もいいですがこのようなジャンルも私はオススメします！

ぜひとも見てみてください(^_-)-☆