更科いつき

ハインライン作品の紹介も兼ねた分析と考察、ジェンダーや政治やアニメなど、気になったもの…

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ハインライン作品の紹介も兼ねた分析と考察、ジェンダーや政治やアニメなど、気になったものを思いつくままに発信してます。読むならKindleよりもやっぱり紙の本📕

最近の記事

某スーパーで見つけた可愛いけどコスパの悪いトイレットペーパー 価格は一見普通だけど、通常50mのところ半分の25mだし幅も若干狭め。 高い…でも欲しい! その場で悩むこと数分。さらに店内をぐるぐる回って悩んだ挙句、レジへ持って行きました。 もったいなくて、たぶん使えません。

    • ジャニーズ問題に見る、どこまでもおじさん達に甘い国。

      ジャニーズ性被害問題で、ひしひしと感じたのは、ここまでやりたい放題が許される、反吐が出るほど「おじさん天国日本」という気持ちだ。 あの記者会見など、さすがジェンダー平等意識も人権尊重意識も低すぎて、ど底辺に位置する情けない国だけのことはあると思わされました。 折しも今年6月には、政治分野でのジェンダーギャップ指数が「世界最低レベル」だと報道されています。 第二次岸田再改造内閣の顔ぶれを見れば、否定のしようもありません。 メディア対策のつもりか、閣僚ポストには女性を入れて

      • どうしようもない人々。

        政府が日本の水産関係者を支援する経費として本年度の予備費から207億円を支出すると閣議決定したようです。 風評被害対策、漁業継続支援基金と合わせ計1007億円の対策だとか。 マッチポンプってこういうの? だって、「処理水の海洋放出」も、「食べて応援」も、ぜんぶ政府が勝手に決めてやってることでしょ? 現場の意見はガン無視だし、関係各国の十分な理解を得られないまま日本政府が独断専行した結果がこの始末。 なのに、自分たちの利害以外は斟酌する気がないのか、「悪いのは中国」で、下

        • 数こそが正義という安易な民主主義がもたらしたもの。

          『二大政党制を阻む者の正体とその目的。』の続きです。 問題ありありの岸田政権の屋台骨を支えている、安倍長期政権の遺産とはどのようなものか? 考えられるものはいくつかあります。アベノミクスでの企業や法人の継続的な優遇政策とか、異常な株価上昇なんかもそうですよね。 その目的は、票田…もとい自民党支持者の確保でしょう。 日銀も巻き込んでの異次元緩和と企業優遇の政策を実行し、株価を上げて、下がらせないことで自民党政権の支持率と組織票を確保。 例のカルト教団まがいの某宗教団体に便宜

        某スーパーで見つけた可愛いけどコスパの悪いトイレットペーパー 価格は一見普通だけど、通常50mのところ半分の25mだし幅も若干狭め。 高い…でも欲しい! その場で悩むこと数分。さらに店内をぐるぐる回って悩んだ挙句、レジへ持って行きました。 もったいなくて、たぶん使えません。

          二大政党制を阻む者の正体とその目的。

          例に挙げるなら、アメリカの「民主党」と「共和党」ですね。 選挙の手法は首相制の日本のそれとは随分と違って、大統領制では政党が選んだ大統領候補を国民の選挙で選ぶ仕組みです。 「民主党」と「共和党」はリベラルと保守としてそれぞれに特色があり、大統領がどちらの陣営に属するかによって、政策や予算の配分なども異なります。 大統領選挙で国民の支持を多く集めた側が政権を握り、党の支持率が下がると次の選挙で政党が交代することもあるわけです。 自民党一大政党制(一党独裁?)の日本とはそこが違い

          二大政党制を阻む者の正体とその目的。

          見事な悪人面。もっとマシな写真はなかったのだろうか?打算的な内面や小狡さ、このひとの残念さなんかが、まんまダダ漏れしてるような…。 もしや…ワザとなんですか?

          見事な悪人面。もっとマシな写真はなかったのだろうか?打算的な内面や小狡さ、このひとの残念さなんかが、まんまダダ漏れしてるような…。 もしや…ワザとなんですか?

          トランスジェンダーの性自認は何処で判断されるのが理にかなうのか?

          「法律ができれば“⼼は⼥”だと⾔っただけで⼥湯に⼊れるようになる」 以前SNSで、トランスジェンダーをターゲットにしたこんな根拠のないデマが投稿されて話題になったのを覚えていませんか? コレを言い出したのは100%確実に男性だと思うのですけどね。 「心は女だと言えば女風呂に入れる」とか、そんなことを考える時点でソイツが男なのは明白です。 だって女性なら、そんな主張をして“女湯に入ってくる”ようなゲス男は許さないって思うのが普通ですから。 困るのは、たとえ法律で規制されて

          トランスジェンダーの性自認は何処で判断されるのが理にかなうのか?

          坂本花織が世界フィギュアのリンクに刻んだ爪痕

          フリーの演技終了直後から、坂本花織は頭をかかえて半泣きでした。 日本勢初の世界フィギュア2連覇の快挙を達成した、というのにです。 キスアンドクライでも彼女はずっと複雑な顔で泣いていました。 おそらくは終わってホッとしたのと嬉し泣きが半分、残りは悔し涙が止まらなかったらしいです。 坂本いわく「4年前のリベンジと思っていたけど、全く同じミスをしてしまった。情けない。メダルを見たらうれしいけど、顔を上げたら悔しさがこみ上げてくる」……これが勝ったのに悔し涙した理由でした。 坂本

          坂本花織が世界フィギュアのリンクに刻んだ爪痕

          この国のジェンダー平等への長い道のり

          2023年2月28日、宇宙航空研究開発機構【JAXA】が、宇宙飛行士候補者の決定を記者会見で公表しました。 以下にハフポスト日本語版の記事から一部抜粋して引用します。 彼女の職業は外科医です。 もし米田さんが男性だったら、こんな質問されてないですよね? これは彼女の職業もそのキャリアも度外視した、あからさまな性差別によって為された質問です。 この質問の真意は、「女のくせに宇宙飛行士だって?夫と子供を放りだして女が宇宙に行くつもりなのか!?」という差別意識でしょうか? ある

          この国のジェンダー平等への長い道のり

          温暖化対策と原発回帰の裏側に隠れている誰かの思惑。

          温暖化と二酸化炭素の関係地球温暖化対策について、わたしはちょっと懐疑的なんですね。 二酸化炭素の『削減目標』とか、アレなんか特に怪しい気がします。 本当に目標達成できるのか、効果があるのかすら疑問です。 だって、われわれが学校の授業で学んだ知識を思いだしてください。 地球は数万、数十万年単位で温かくなったり寒くなったりしているのでは? 氷河期には地球が丸ごと凍結することもある。逆に温暖化で極地の氷が小さくなることもある。地球はこれを繰り返している。地層を分析してそういう結論

          温暖化対策と原発回帰の裏側に隠れている誰かの思惑。

          比較的安全で美味しい肉まんのススメ。

          この季節になると食べたくなるのがホカホカの肉まん。 子供の頃から大好きで、ずっと食べていますが、ある時を境に「体が受け付けない」というか、味やにおいがダメになってしまいました。 どこのコンビニでも売られている肉まんピザまんカレーまんはもとより、スーパーでいちばんよく見かける某大手有名パンメーカーの2個入り、4個入りのアレが、突然まったく口に合わなくなったのです。 もっとストレートに言うなら、添加物の味や薬品臭に体が拒絶反応を起こしたらしいのです。 これは花粉症のように、長

          比較的安全で美味しい肉まんのススメ。

          茶道とは完成された様式美であり浪漫である。

          小学生の頃、茶道を習っていました。 流派は裏千家。2週に1度のお稽古でしたが、中学生になるとクラブ活動などの諸事情で続けられなくなり、それっきりになりました。 今ではもうめったに思いだすこともないのですが、「初釜」のニュースを目にするこの時季になると、お稽古に通った先生宅の間取りや家具の配置、まとめて置かれていた茶道具なんかを思いだします。 初釜とは、年が明けて最初に行われる茶会のことです。 当時のわたしにとって、初釜とは稽古はじめと同義で、そこで供されるお正月用の特別なお

          茶道とは完成された様式美であり浪漫である。

          坂本花織はアスリートである。

          タイトルの“アスリート”なんですが……ぱっと見フィギュアスケートの選手には、あんまりアスリート感ってないですよね? 女子選手の場合はなおさらで、煌びやかな衣装で優雅に氷上を舞う姿と、その言葉はあまり馴染みません。 …が、普通に考えるなら、国内外のGPシリーズに出場するようなレベルのトップ選手の日常的な練習風景は、黙々とルーティンをこなした後は自分をとことん追い込む、もろアスリートのそれだと思うのですけどね。 そもそも氷上ではスピードも半端なく、ジャンプ等も失敗すれば大きな

          坂本花織はアスリートである。

          岸田政権が長引くと日本が破綻するかもしれない。

          最近、電気代が高いですよね。 オール電化住宅に住んでいると何をしても電気代に直結するので、日頃からかなり節約してるのに、「こんなはずないでしょ!?」という請求が来ると目の前が真っ暗になります。 電気代だけじゃありません。 ここ最近はスーパーで買い物をしても、「あれもこれもまた値上がりしてる〜!」と、絶叫したくなる事態になっています。 こうなると「もう少しどうにかならないの!」って、怒りの矛先を日本政府に向けたくなりますよね? でも‥‥じつは岸田サンが頑張ると、ろくなことに

          岸田政権が長引くと日本が破綻するかもしれない。

          杉田水脈議員はノーサンキュー。

          先に東京新聞web版の記事から一部引用します。 このような判決を受けた杉田議員ですが、安倍氏のお気に入りとしてずっと目をかけられてきたそうです。 その理由を考察していきます。 杉田議員は保守派の大物議員やネトウヨにウケが良く、SNSのフォロワー数も多いようです。 限られた範囲でしか活躍できないネトウヨとは異なり、雑誌への寄稿やメディアの活用などリアル空間でも品性に欠ける暴言を吐きちらし、悪評ではあっても話題性には事欠かない奇特な存在として重用されていたのでしょうか? 杉

          杉田水脈議員はノーサンキュー。

          議論にならない。

          『議論』とは、【スーパー大辞林】によると、「それぞれの考えを述べて論じ合うこと」です。 『論じ合う』というのは「何かについて他と話す」「話し合いをする」という意味です。 ようするに根底にあるのは対話です。 さて、対話とほぼ同じ意味合いで使われる会話は、よく“キャッチボール”に例えられます。 言葉を投げて、受け止めて、返してを繰り返すからでしょうか。 でも、相手の言い分は聞かず、攻撃的な論調で一方的に相手をやりこめたりするのは、キャッチボールというよりボクシングじゃないです

          議論にならない。